fashionsnap
2016/10/19
パリ発「コーシェ」が原宿で路上ショー開催 ユナイテッドアローズがサポート
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2016/10/19
クリステル・コーシェ(Christelle Kocher)が手掛けるパリ発のブランド「コーシェ(Koché)」が10月19日、ユナイテッドアローズが運営するコンセプトショップ「エイチ ビューティ&ユース(H Beauty&Youth)」のサポートにより東京のファッションウィーク「Amazon Fashion Week Tokyo 2017 S/S」に初参加し、路上ショーを開催した。これまでもストリートやアーケードといったパブリックな場所で発表しており、今回は"とんちゃん通り"こと原宿通りを会場に選んだ。

2014年に創設された「コーシェ」はハイファッションとストリートカルチャーをミックスしているブランドで、コンセプトは「Couture To Wear」。デザイナーのクリステル・コーシェは、シャネル傘下の羽根細工工房ルマリエ(Lemarié)のアーティスティックディレクターも務めている。路上ショーでは「エイチ ビューティ&ユース」で展開している2016年秋冬コレクションとパリのファッションウィークで発表した2017年春夏コレクションをミックスした全46ルックを発表。刺繍やレースはパリのルマリエで手作業で制作されており、刺繍が施されたアイテムにデニムを合わせたり、フリルのブラウスにワークパンツを合わせるなどモダンなスタイリングを意識したという。モデルには、シトウレイや鈴木えみ、Sumireら日本人を多数起用したほか同ブランドの常連モデルも来日。ラストルックには「アンブッシュ(Ambush®)」のYoonが登場した。
コーシェは「自分にとって日本は特別な国。昔から日本のカルチャーや、川久保玲といった日本のファッションデザイナーからとてもインスピレーションを受けています。パリの後に1番に見せたい国でした」とし、日本のユースカルチャーを代表する街として原宿が最も適していると感じたという。パリのエネルギーを東京の街に持ってくることで、両国の文化の融合を図った。今後もアートや社会などをファッションと掛け合わせ、メッセージを発信していきたいという。
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