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掲載日
2017/06/06
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ジミー・チュウ、メンズとフレグランスが好調 米インベストコープが売却先最有力か

掲載日
2017/06/06

 ジミー・チュウ(Jimmy Choo)は6月6日の年次株主総会で、今年度初めから現在までのブランドの業績が「引き続き好調に伸びており、海外売上も順調」で、「経営陣の予想に即した結果」であると発表した。

Jimmy Choo


 ジミー・チュウはこの4月、親会社JABラグジュアリーの事業変革に伴いバリー(Bally)やベルスタッフ(Belstaff)と共に売却に出されており、ブランドの身売り先にも注目が集まっている。
 
 しかし今回、買収提案額や買収候補の状況についての報告は一切なされていない。ただ、今月予定されている一次入札にあたっては、6年前にも入札していた米投資会社インベストコープ(Investcorp)が再び名乗りを上げる可能性があるという。同社は、伊メンズウェア「コルネリアーニ(Corneliani)」を所有しているほか、3年前には「ヴェルサーチ(Versace)」株を取得しようとしていた。

 他にもマイケル・コース(Michael Kors)や、「ヴァレンティノ(Valentino)」親会社のカタール企業マイフーラ(Mayhoola)、コーチ(Coach)なども買収に興味を示していると報じられており、こうした企業と競合する必要も出てくる。
 
 経営側は売却先に関するコメントを一切発表しなかったものの、ブランドの今後の展望について述べた場面では、暗にインベストコープが「売却先として十分だ」とのメッセージを読み取ることができた。
 
 ジミー・チュウは、現行年度についてすべてのカテゴリで「大幅な伸び」があったとしており、特にメンズが引き続きけん引役になっていると発表。メンズには比較的最近参入したジミー・チュウだが、開始当時から予想以上に好調に推移している。ライセンスによるフレグランスも同様に「特に好調」だという。

Jimmy Choo


 売却先についての先行きは見えないものの、変革と事業拡大を続けているジミー・チュウ。今年だけで6店舗を新規開設し、8店舗を改装した。
 
 アジアおよび日本では引き続き「大幅な伸び」を記録しているほか、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域と米国でも「堅調に推移し」ており、オムニチャネル化に伴うオンライン事業の拡大も「大きく貢献した」としている。アラブ首長国連邦と韓国における合弁企業は、下期に安定してくる見込みだ。
 
 「今後の展望は今までに類を見ないほど明るい。今までの投資が実を結び、市場をリードして利益率を向上させることができた。ピエール(・ドゥニCEO)と彼のチームは、ブランドのDNAを確固たるものにし、経営を強化して顧客体験を深めることに成功している」とピーター・ハーフ(Peter Harf)会長は評している。
 

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