fashionsnap
2022/07/26
東コレ23年春夏のスケジュール発表、フェティコやM A S Uが初参加
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2022/07/26
日本ファッション・ウィーク推進機構(以下、JFWO)が、東京ファッションウィーク「Rakuten Fashion Week TOKYO 2023 S/S」のスケジュールを発表した。開催期間は8月29日から9月3日までで、デジタルイベントとオフラインイベントで構成される。全49ブランドが参加し、このうち15ブランドが初参加、27ブランドがフィジカルショー形式でコレクションを発表する。引き続き渋谷ヒカリエと表参道ヒルズを主会場に、その他ブランド独自の会場で発表される。

ブランドラインナップは、楽天グループ(以下、楽天)が2020年春夏コレクションから開始した、日本発のファッションブランドを支援するプロジェクト「バイアール(by R)」が支援する「ヨシオクボ(yoshiokubo)」と「アンリアレイジ (ANREALAGE)」をはじめ、「ファッションを通して出来るSDGs」施策から、ユニフォームウェアのデザイン集団が手掛ける「ハイドサイン(HIDESIGN)」と森川マサノリが手掛ける「ベイシックス(BASICKS)」、国が推進する「日本博」の一環として工藤司が手掛ける「クードス/スドーク(kudos/soduk)と後藤慎平が手掛ける「エムエーエスユー(M A S U)」などが参加。海外ブランドとしては、台湾の「ビーエスワイアール/ ヨシダロベルト(BSYR / YOSHIDAROBERTO)」や、アフリカの「アフロマティック トーキョー(AFROMATIC TOKYO)」、ウクライナの「レバークチュール(LEVER COUTURE)」などがフィジカルショー形式でコレクションを発表する。
JFWOは、2023年春夏シーズンから新たなブランドサポートプログラム「JFW NEXT BRAND AWARD」を発足。初年度の受賞ブランドは、舟山瑛美が手掛けるブランド「フェティコ(FETICO)」に決定した。29日12時からフィジカルでのショーを開催する。また、JFW NEXT BRAND AWAの特別審査員賞として「ヘンネ(HAENGNAE)」と「ナツミ オオサワ(natsumi osawa)」がノミネート。8月29日から8月31日まで渋谷ヒカリエ8階のCUBEでコレクション展示を行う。
スケジュールや参加ブランドの発表とあわせて、映像作家・コラージュ作家の五反田和樹が手掛けたキーヴィジュアルとシーズンプロモーションムービーを公開。またムービーにも使用されているシーズンのテーマソングは、シンガーソングライターの向井太一がオリジナルで制作した。プロモーションムービーは8月中旬頃に配信される。
JFWOは4シーズン目を迎えるコロナ禍での開催について、引き続きソーシャルディスタンスやマスクの着用、アルコール消毒、検温の徹底など規定に則ってイベントを開催するとし、2021年春夏シーズンから引き続き二酸化炭素濃度検出装置も設置する。また今シーズンから、GENEROSITYが提供する非接触型招待客・来場者管理システム「WeCALL」を公式会場に導入。ショーの事前参加登録やチェックインなどがLINE上で完結するようになるという。政府や東京都から緊急事態宣言や中止要請が発令された場合は、ガイドラインに沿って実施可否を判断する。
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