AFP-Relaxnews
2016/10/03
パリ ファッションウィーク後半のハイライト
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2016/10/03
終盤戦に入ったパリ ファッションウィーク。ランウェイでは、スパンコールやレース、バケットハットなどの他にも、目を引くディテールに溢れていた。

「ミュグレー(Mugler)」は、ガンメタルグレーやシルバーのメタリックカラーを用いたスポーティーなドレスを披露。「エリー・サーブ(Elie Saab)」も、レッドカーペットを彩るようなスパンコールガウンやメタリックタキシードで、スパークリングなディスコスタイルを取り入れた。あちこちにあしらった星のモチーフや、スパンコールつきのベースボールキャップもアクセントに。「ニナ・リッチ(Nina Ricci)」では、リラックスしたシルエットとグリッターな装飾をゴールドやベリーカラーのパレットに落とし込んだ。
「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(Andreas Kronthaler for Vivienne Westwood)」は、ボックスシルエットや、シュールなネックラインを描くビスチェ、そして体を包むようなスカーフ使いで、メゾンらしいアブストラクトなショーを見せた。時折混ざるメンズのルックで目を引いたのは、文字通り"バケツ"を用いたバスケットハットだ。

「セリーヌ(Céline)」のフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)はいつも通り彼女らしいウェアラブルなコレクションを披露したが、そこにメンズライクなサイズ感のオーバーサイズブレザーとベルボトムトラウザーズを合わせたルックなど、抽象的なアクセントを加えていた。

「ジョン・ガリアーノ(John Galliano)」の場合はより繊細に、パステルとシフォンのスリップドレスがランウェイを彩った。ブラレットのトレンドを取り入れて、クロップトップをゆいいたりしたパンツに合わせたストリートライクなルックも。ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が単独でデザインを担当するようになった「ヴァレンティノ(Valentino)」のコレクションでは、中世風のガウンやフェミニンなカラーのセパレートなど、レースを多用。また、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)の「ジバンシィ(Givenchy)」は、カラーブロックをタイトなドレスやテーラードスーツに用いたほか、ラッフルディテールやフローラルモチーフで、センシュアルかつフェミニンなアプローチを試みた。
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