パリ ファッションウィークメンズ、猛暑の中5組の新人を迎えて開幕

 パリ ファッションウィークメンズが、6月21日~25日の期間開催される。新規ブランド5組を迎え、公式スケジュール内で52のランウェイショーのほか、プレゼンテーションやショップオープニング、パーティーなども多数予定されている。

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Balenciaga - Photo: Balenciaga - Fall-Winter2017 - Menswear - Paris - © PixelFormula

 パリでは昨今の厳重な安全対策の影響を受け、会場の警備も強化されている。「昨年のテロ攻撃以降、対策の範囲を拡大しています。現在はパリ警視庁と密に連携しており、全てのショーに警官が配置される予定です。セキュリティーは非常に重要な要素ですから」とパリクチュール組合のパスカル・モラン(Pascal Morand)代表。
 
 初日で注目されるのは、ブローニュの森で開催される「バレンシアガ(Balenciaga)」のショーだ。ランウェイの様子は公式サイトBalenciaga.comでも配信される。
 
 先日終了したミラノは規模が縮小し、「グッチ(Gucci)」、「エトロ(Etro)」、「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」といった大手ブランドが、ウィメンズ期間に男女混合のショー開催を決定したため不在に。しかしパリでは、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」、「エルメス(Hermès)」、「ディオール(Dior)」などのメゾンにそうした動きはない。しかし、リカルド・ティッシ (Riccardo Tisci)の後任にクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)を迎えたばかりの「ジバンシィ(Givenchy)」は欠席となる。
 
 新進ブランドでは、LVMHプライズのファイナリストで台湾出身デザイナーの「アンガス・チャン(Angus Chang)」、スウェーデンを拠点とするクルド人デュオが手掛ける「Namacheko」、パリに拠点を置くイスラエル出身の若手デザイナー「ヘド・メイナー(Hed Mayner)」などに注目が集まる。また、「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」もパリに帰って来る。
 
 他にも、クチュール組合はエディターやバイヤー、ビジターに向けてパリにある6つの美術館の企画展で使えるパスを発行した。

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Photo: Angus Chiang - Fall-Winter2016 - Womenswear - Vancouver - © PixelFormula

 「これは新しいアイディアで、パリ市との協力によるものです。偉大な芸術に簡単に触れられるように、そしてファッションと文化という、パリにとって欠かせない2つの要素の繋がりを見せられるように」とモラン氏は説明する。
 
 ランウェイの他にも、2012年にルーク・メイヤー(Luke Meier)立ち上げた「OAMC」のアフターショーパーティーや、マキシム・シモアンス(Maxime Simoens)がパリ初となる旗艦店のオープンを祝うほか、ジュ・ド・ポーム(Jeu de Paume)ではクチュール組合主催のイブニングも。
 
  インビテーションに趣向を凝らすメゾンも多い。「ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)」は、古いIBMコンピュータの写真にフィーチャーしてレトロなムードを表現し、「リック・オウエンス(Rick Owens)」にはヘルメットを被った男を描いた小さなメタルの胸像を送っている。3月のウィメンズのショーではどのモデルもハットをかぶっていたが、今回は何が見られるのだろうか?
 

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