AFP-Relaxnews
2016/09/19
パリ ファッションウィーク、各メゾンの新アーティスティックディレクターに注目
AFP-Relaxnews
2016/09/19
大手メゾンでデザイナー人事が相次ぐフランスのファッション業界。17年春夏シーズンのパリ ファッションウィークでは、特に各メゾンの新アーティスティックディレクターに注目が集まる。

パリでは、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンといった都市とは違い、メンズとウィメンズの混合ランウェイや、ショーの後すぐにコレクションが点灯に並ぶという"see now by now"など、昨今の変革の影響は比較的少ない印象だ。
一方で、大手メゾンのクリエイティブディレクターの交代劇が相次いでおり、新しいデザイナーが手掛けるコレクションには大きな注目が集まっている。
「ディオール」、「ランバン」、「サンロ―ラン」
まずは「ヴァレンティノ(Valentino)」でクリエイティブデュオの片腕を務めたマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)による「ディオール(Dior)」の初コレクション。「ディオール」でオートクチュール、プレタポルテ、アクセサリーと、すべてのウィメンズラインに携わるデザイナーとして、女性を迎えるのはメゾンの歴史上初めてのことになる。
また、昨年アルベール・エルバス(Alber Elbaz)が去った「ランバン(Lanvin)」も、ブシャラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)が手掛ける初のコレクションを9月28日に披露する予定だ。
「サンローラン(Saint Laurent)」では、エディ・スリマン(Hedi Slimane)の後任に収まったアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)のクリエーションに期待が集まる。日程もメゾン従来のものから初日27日に変更したほか、ヴァカレロ自身のブランドも休止を発表している。
「ソニア・リキエル」
ファッションに革命をもたらし、ブルジョワ的な堅苦しいスタイルから女性を解放したソニア・リキエル(Sonia Rykiel)。10月3日に開催されるランウェイショーは、先月死去した偉大なデザイナーに捧げるものになるだろう。
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