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2017/09/27
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パリ ファッションウィーク:フェミニストでファンキーな「ディオール」

掲載日
2017/09/27

 マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)手掛ける「ディオール(Dior)」が発表した18年春夏コレクションは、非常にフェミニストながらフェミニンにはなりすぎず、70周年を迎えるメゾンに新しい立ち位置を与えるものとなった。

Dior SS18 - PixelFormula


 会場の座席には、美術史家リンダ・ノックリン(Linda Nochlin)の論文『Why Have There Been No Great Women Artists?(なぜ偉大な女性芸術家はいなかったのか?)』からの引用が置かれていた。ランウェイにも大胆なアイテムが溢れ、フェミニスト運動が巻き起こった当時、女性を縛る行動規範を変革しようとした機運を思わせるものだ。
 
 キウリが就任して以来、非常に影響力のあるメゾンとなった「ディオール」。今季も売れそうな、トレンドをけん引しそうなアイテムを提案してきた。実際、ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリと、どの都市のフロントロウでも、今や「J’Adior」ストラップシューズを見ない日はない。「ディオール」のシンボルカラーであるペールグレーを脱して、昨シーズンから主要カラーに躍り出たブルーも、今やファッション業界全体に溢れている。

 ランウェイにも壁にも割れたガラスがモザイク状にあしらわれ、フィナーレには同じくガラスの欠片で覆ったドレスが登場。クリスタルのストラップにはメゾンの名前が記されている。「ディオール」のコードを打ち破りながら同時にオマージュを捧げる、キウリ流のやり方だ。彼女にとってはまだ手探りの感もある「ディオール」クリエイティブディレクター職だが、それを象徴するよう、会場となるロダン美術館の庭にはカスタムメイドのエントランスとテントが設けられた。オブジェには、ニキ・ド・サンファル(Niki de Saint Phalle)の引用が綴られている。

Dior SS18 - PixelFormula

 
 「もし人生がカードゲームだったとしたら。私たちはルールを知らずに生まれてきた。それでも、自分の持ち札でプレイしなければいけない。年月を経て、人々はタロットカードを使うようになった。詩人、哲学者、錬金術師、芸術家は、その意味を見出すために身を捧げている」。
 
 ニキ・ド・サンファルは、1960年から30年間「クリスチャン・ディオール」のチーフデザイナーを務めたマルク・ボアン(Marc Bohan)の親しい友人でもあった。彼女は独特のスタイルを持ち、キウリの言葉を借りるなら、「アンドロジナスというよりは若々しく、小柄で、激しくて……美しい」芸術家だった。今回のショーのインスピレーションもサンファルから得たという。
 
 ショーはキウリが好む褪せたブルーのルックで始まった。ブルーデニムのワイドパンツをボーダーに合わせたルックには、トップスに「Why Have There Been No Great Women Artists?」の言葉が。また、ボアンの影響が色濃いジャンプスーツのほか、60~70年代のイエイエ・ガールを思わせるチェッカーフラッグ柄は、ミニドレス、パーカ、カクテルドレスにパンツ、バッグストラップにまで使われていた。伝説のスタントマン、エベル・ナイベル(Evel Knievel)風のレザーバイカールックや、ポルカドットも登場。そしてもちろん、サンファルを思わせるモチーフも多数見られた。彼女の作品「ナナ」シリーズや、グリーンの恐竜をコミカルに描いたエンブロイダリー、愛の木、タロットのイメージや、蛇、超自然的な女性も。
 
 ファンタジックで、移り気、いたずら、それでいて少しクレイジーな、新しい「ディオール」がここにある。

 

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