2018/07/25
パリ ファッションウィーク:参加ブランド多数で従来より1日早い開幕へ
2018/07/25
9月のパリ ファッションウィーク2019年春夏コレクションの公式スケジュールが公開された。24日に「ディオール(Dior)」のショーで開幕する予定だ。

「ディオール」に続いて「ジャクムス(Jacquemus)」が同日夜にランウェイを披露。同ブランドは、ここ数シーズンほどファッションウィークのオープニングを飾って来た。
さらに、初日にあたる24日には「グッチ(Gucci)」もパリでのショーを開催予定で、午後9時から伝説的なナイトクラブ「Théâtre Le Palace」を会場に行われる。ちなみに、先週エディ・スリマン(Hedi Slimane)は50歳の誕生日をこのクラブで祝っている。
スリマンの「セリーヌ(Céline)」デビューは今季再注目のショーの一つでもあるが、28日の午後8時半から予定されており、昼間のランウェイを好んでいたフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)とは対照的だ。
「ミュグレー(Mugler)」のケーシー・カドワラダー(Casey Cadwallader)と「クレージュ(Courrèges)」のヨランダ・ゾーベル(Yolanda Zobel)も、ブランドで初のランウェイショーを披露する。
一方、会社が破たんした「カルヴェン(Carven)」と、「アーペーセー(A.P.C.)」のもとを離れた「ヴァネッサ・シュワード(Vanessa Seward)」は欠席予定だ。また、「ランバン(Lanvin)」、「ニナ・リッチ(Nina Ricci)」、「ラコステ(Lacoste)」はデザイナー不在の状態で、やはり今季はランウェイを見送る。
また、3月にウィメンズランウェイの休止を発表した「アンダーカバー(Undercover)」も、6月からメンズのショーに移行し、ウィメンズに関してはショールームでの発表になる。

しかし、「エステバン・コルタサル(Esteban Cortazar )」と「セドリック・シャルリエ(Cédric Charlier)」といったメゾンはパリにカムバックを果たす。
また、今シーズンは若手の新規参加も目立つ。Pierre KaczmarekとElena Mottolaによる「アフターホームワーク(Afterhomework)」、ウクライナ出身の「アントン・ベリンスキー(Anton Belinskiy)」に、ロシア人デザイナーNatalia Alaverdianが手掛ける「A.W.A.K.E.」、さらにLVMH賞セミファイナリストChrista BöschとCosima Gadientのスイス発「Ottolinger」などが名を連ねている。
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