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2016/07/04
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パリ オートクチュール、既成の概念を揺るがす「ヴェトモン」

By
AFP
掲載日
2016/07/04

 パリ オートクチュールファッションウィーク初日、「ヴェトモン(Vetements)」は、「リーボック(Reebok)」のスウェットに「マノロ・ブラニク(Manolo Blahnik)」のハイヒールや、はたまた「カーハート(Carhartt)」のタブリエなどを合わせたルックで、既成の概念を打ち破ってみせた。

vetements - Spring-Summer2017 - Haute Couture - Paris - © PixelFormula


 過去には中華料理店でショーを開催したこともあるデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)が今回会場に選んだのは、パリの有名百貨店「ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)だ。
 
 ラグジュアリー・クリエーターブランドのコーナーが揃う同店の2階売り場を貸し切りにして行われたショーでは、カジュアルやストリート系を中心に、時にはハイエンド、ラグジュアリーまで、実に17のブランドを取り混ぜたコレクションが披露された。

vetements - Spring-Summer2017 - Haute Couture - Paris - © PixelFormula


 「各分野で有名なブランドやサプライヤーとコラボレーションしようというのが出発点だった。例えば、『アルファ・インダストリーズ(Alpha Industries)』のボンバージャケットや、『ショット(Schott)』のバイカーブルゾン、『チャンピオン(Champion)』のスウェットなどを使った」とヴァザリア。

 「ヴェトモン」のアンドロジナスで脱構築的なオーバーサイズシルエットは健在で、「ブリオーニ(Brioni)」のスーツも、ヴァザリアの手に掛かれば、誇張したショルダーラインに、体にぶら下がるような長いベルトといったスタイルに。また、「リーバイス(Levi's)」のサロペットはジッパーで覆われ、リメイクしたような「ヴェトモン」らしいタッチをプラスした。実際、ブランドがファッショニスタの間で知られるようになったのも、「リーバイス」のジーンズ2組を解体し、リメイクしたアイテムが発端だ。

vetements - Spring-Summer2017 - Haute Couture - Paris - © PixelFormula


 「コムデギャルソン(Comme des Garçons)」のシャツは半分だけをウエストインし、前のボタンをひし形に外す着こなしとなった。「カーハート」のタブリエドレスはXXLサイズで登場。「ルケーシー(Lucchese)」のブーツは「マノロ・ブラニク」のハイヒール同様ニーハイレングスになり、高級メゾンの靴に「リーボック」のジョガーパンツを合わせるルックも。性別、ジャンル、全てをミックスしたショーになった。
 
 
「オートクチュールとは何か?」
 
 他ブランドとのコラボレーションには、実利的な理由も大きいという。「コレクション制作のプロセスを簡略化する」ことが目的だとヴァザリアは話す。

vetements - Spring-Summer2017 - Haute Couture - Paris - © PixelFormula


 「ヴェトモン」は2017年春夏コレクションを、従来通り9月のファッションウィークではなく、敢えて7月のオートクチュール期間中に披露をすることを選んだ。オーダーメイドの精神と職人の手仕事が何よりも重視されるオートクチュールは、ヴァザリアのクリエーションとは遠い世界にも思われる。
 
 しかし、「この時期はバイヤーが一番予算を持っている」と話すヴァザリアにとって、この選択は商業的な意味を持つものだ。ブランドのビジネス面は、CEOを務めるグラム・ヴァザリア(Guram Gvasalia)が担当している。また、デムナはこうも問いかける。「現代のオートクチュールの意味は?やっぱり、ドレープを体に巻き付けて、サテンやモスリンを使うこと?」。

Atelier Versace - Spring-Summer2017 - Haute Couture - Paris - © PixelFormula


 一方で「ヴェルサーチ(Versace)」はグラムールなドレープと彫刻のような美しいシルエットを披露。50年代のハリウッドを思わせるドレスを提案したドナテラ・ヴェルサーチ(Donatella Versace)は、「ファッションの幸せな生き方」を示したかったという。
 
 自然史博物館でショー行ったロシア人デザイナー「ウリアナ・セルギエンコ(Ulyana Sergeenko)」は、母国の歴史にインスピレーションを得て、60年代、ニキータ・フルシチョフの"雪解け"時代をテーマにした。「今回のコレクションは、私の両親の若い時代に捧げたもの」とセルギエンコ。

 

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