2014/04/30
ジル・サンダー、新クリエイティブディレクターにロドルフォ・パリアルンガを起用
2014/04/30
「Jil Sander(ジル・サンダー)」は4月29日、イタリア人デザイナーRodolfo Paglialunga(ロドルフォ・パリアルンガ)がクリエイティブディレクターに就任したことを発表した。ファーストコレクションとして、9月に2015年春夏コレクションを発表する予定だ。同ブランドでは、2012年2月に「Dior(ディオール)」に移籍したRaf Simons(ラフ・シモンズ)の後任として創業者のJil Sander(ジル・サンダー)がクリエイティブディレクターに復帰していたが、同氏は2014年春夏コレクションをもって退任。2014−15年秋冬コレクションは、ジル・サンダーが組織したデザインチームが手掛けている。

Rodolfo Paglialungaは、1990年代前半に「Romeo Gigli(ロメオ・ジリ)」でキャリアをスタート。1996年から10年間、「Prada(プラダ)」でウィメンズウエアのデザインに携わった後、ウィメンズウエアのデザインディレクターとして活躍した。2009年3月から2011年秋までは「Vionnet(ヴィオネ)」のクリエイティブディレクターを務めていた。
Rodolfo Paglialungaは、「(ジル・サンダーは)素晴らしいブランド。そのビジョンや価値を尊重していくつもりだ。洗練とラグジュアリー、革新を融合してブランドを進化させ、メゾンの歴史に新たなページを刻みたい」とコメント。
Alessandro Cremonesi(アレッサンドロ・クレモネシ)CEOはRodolfo Paglialungaについて、「優れたクリエイティビティと個性を備えた、才能豊かなデザイナーだ。当ブランドを昇華させ、新たな目標の達成へと導いてくれるだろう」と話している。
オンワードホールディングス傘下の「ジル・サンダー」は現在、世界に59店舗を展開している。
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