fashionsnap
2019/11/13
新生「新風館」出店20テナント発表、ビームス ジャパンやワンエルディーケーが関西初進出
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2019/11/13
NTT都市開発が、再開発を進めている複合施設「新風館」の出店テナントを発表した。ミニシアター「アップリンク京都」といったエンターテインメント施設のほか、関西初出店や新業態のショップとレストランを含む全20店舗を誘致し、アジア初進出のエースホテルである「エースホテル京都」と融合した京都中心部のランドマークとして2020年春の開業を目指す。

旧新風館は吉田鉄郎による設計で京都中央電話局として1926年に竣工し、1983年に京都市指定・登録文化財第1号に登録。2001年に商業施設の営業を開始し、2016年に閉館した。再開発計画地の建築デザインは隈研吾建築都市設計事務所が担当し、「伝統と革新」という旧新風館のコンセプトのもと、旧京都中央電話局の赤レンガを活かしながらルーバーや木組みを取り入れ、京都の景観と調和した建物をデザインするという。また、姉小路通や東洞院通に面する外観は、細かなルーバーとメッシュを用いて繊細さを演出する。
商業店舗は建物1階の約2,400平方メートル内に出店を予定しており、「ビームス ジャパン(Beams Japan)」や「ウカ ストア(Uka Store)」「ワンエルディーケー(1LDK)」「グローブスペックス(Globe Specs)」など8店舗が関西に初進出し、「ジョン スメドレー(John Smedley)」や「ボンジュール レコード(Bonjour Records)」「ル ラボ(Le Labo)」が京都エリアに初めて出店するほか、園芸全般を手掛けるDaishizenの新業態「ディスイズシゼン(Thisisshizen)」などが並ぶ。飲食店は、関西初出店2店舗、京都初出店1店舗、新業態3店舗がオープンする。地下1階に開業するアップリンク京都は、渋谷、吉祥寺に次ぐ3つ目のシアターで、最小38席、最大73席の計4スクリーンの設置を予定し、アート系から子ども向けまで幅広いジャンルの作品を上映するという。
213の客室を備えるエースホテル京都は地上2階〜7階部分に入居する予定で、レストランやバー&ラウンジ、コーヒーショップ、ギャラリーを併設。インテリアデザインはロサンゼルスを拠点に活動するデザイン・スタジオ「コミューン・デザイン(Commune Design )」が手掛ける。
新ロゴはアートディレクター兼グラフィックデザイナーの木住野彰悟がデザインを担当し、日本で古くから親しまれている明朝体の枠組みを採用しながらモダンに仕上げたという。
■新風館:公式サイト
■テナント一覧
☆新業態、○関西初、◎京都初
アップリンク吉祥寺(ミニシアター)◎
お茶と酒 たすき 新風館 ☆(飲食店)
ぎょうざ処 亮昌(飲食店)
くずし鳥割烹スエヒロガリ 京都(飲食店)○
グリーンビーントゥーバーチョコレート(食物販)○
天ぷら「天寅」(飲食店)◎☆
ディグザライン ボトルアンドバー(食物販)
☆ ウカストア 京都新風館(ビューティー/コスメ)○
グローブスペックス 京都(アイウェア)○
ジョン スメドレー(ファッション)◎
ディスイズシゼン(植物/雑貨)☆
トラベラーズファクトリー 京都(ステーショナリー/雑貨)○
ビームス ジャパン(ファッション/ライフスタイル)○
ピルグリム サーフ+サプライ(ファッション/ライフスタイル)○
ボンジュール レコード(ファッション/ライフスタイル)◎
本と野菜 オイオイ(ライフスタイル/食物販)☆
メゾン キツネ 京都 新風館/カフェ キツネ 京都 新風館(ファッション/飲食店)○※カフェのみ
ワイアンドサンズ(ファッション)○
ル ラボ 京都(フレグランス)◎
ワンエルディーケー(ファッション)○
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