fashionsnap
2015/03/16
国内No.1と呼び声高いエスモード 若き才能が卒業ショー開催
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2015/03/16
30周年を迎えたエスモード ジャポン(ESMOD JAPON)が3月16日、卒業制作ショーを恵比寿ガーデンプレイスのザ・ガーデンホールで開催した。会場では、東京校と大阪校、「A.M.I / Accessing Mode Identity」が合同ショーを実施。中でもレベルが高かった「A.M.I」は、開設以来初の卒業ショーとなった。

国内の服飾学校における学生のクリエイティビティの高さではナンバー1と呼び声の高いエスモード ジャポンは、「独創性・現代性・専門技術」の3つの軸を教育方針に、これまでインターナショナルなプロフェッショナル育成に力を入れてきた。「トーガ(TOGA)」の古田泰子や「シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)」の武内昭と藤原美和、「クロマ(chloma)」の鈴木淳哉、「ハトラ(hatra)」の長見佳祐などを輩出しており、2014年にはクリエイティブなデザイナー育成を強化するため世界最高峰のファッション教育の実践の場を目指す1年間の新たなコース「A.M.I / Accessing Mode Identity」を開設。「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」のデザイナー坂部三樹郎と「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」のデザイナー山縣良和がアートディレクター、メディアディレクターはデザインチーム「セミトランスペアレント デザイン(Semitransparent Design)」所属の菅井俊之が担当しており、今年が初の卒業生輩出となる。
ショーでは、東京校36名、大阪校15名、「A.M.I」7名の卒業生がそれぞれテーマを設けコレクションを発表。Clémentine Sandnerや横澤琴葉、吉田圭佑といった3月19日から渋谷パルコのパルコミュージアムで開催される「絶・絶命展~ ファッションとの遭遇」に参加するデザイナーも作品を披露した。エスモードインターナショナル代表の仁野覚は「育成の面では、ビジネスとクリエイションのどちらに力を入れればよいか、外部の意見も取り入れながら試行錯誤してきた。これまで30年様々な取り組みを行い、結果として両面を向上させることができたのではないか」と自信を覗かせた。
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