第12回「CFDA/ヴォーグファッション基金アワード」が現地時間11月2日の夜、NYのSpring Studiosで行われた。グランプリは、アワード設立以来初となる3ブランドが同時受賞となった。

　グランプリに選出されたのは、シューズブランド「ブラザー ベリーズ（Brother Vellies）」のAurora James、ストリートウェアブランド「ジプシー・スポーツ（Gypsy Sport）」のRio Uribe、ウィメンズブランド「ジョナサン シンカイ（Jonathan Simkhai）」のジョナサン・シンカイ（Jonathan Simkhai）の3名。審査員はアナ・ウィンター（Anna Wintour）を初めデザイナーでCFDA議長のダイアン・フォン・ファステンバーグ（Diane von Furstenberg）などが名を連ねている。

　受賞者3名には、それぞれ30万ドル（約3,600万円） が授与されるとともに、業界の専門家による1年間のメンターシップが賞与される。NYのSixty SoHoで行われたアフターパーティには前回のグランプリを受賞したシューズデザイナーのポール・アンドリュー（Paul Andrew）や、「ジバンシィ（Givenchy）」のクリエイティブ・ディレクターのリカルド・ティッシ（Riccardo Tisci）らが来場し、受賞者を祝福した。過去には「アレキサンダー・ワン（Alexander Wang）」や「パブリックスクール（Public School）」らがグランプリを受賞している。