掲載日
2016/03/15
2016/03/15
「コスチューム・ナショナル」、カパサ兄弟が辞任 日本の投資会社シークエッジが買収
掲載日
2016/03/15
2016/03/15
エンニョ&カルロ・カパサ(Ennio&Carlo Capasa)兄弟が、「コスチューム・ナショナル(Costume National)を去る。2人は1986年にブランドを立ち上げた創業者で、今回の決定は突然のニュースとなった。
デザインを手掛けるエンニョ・カパサは、先日のミラノ ファッションウィークでコレクションを披露したばかり。カルロは経営を担当していた。両人は社内の役職一切を辞任するという。
日本の投資会社シークエッジは2009年に同社の株式17%を取得していたが、この度買収の合意に至った。今回の退任に関しては、創業者兄弟とシークエッジとの間に何らかの軋轢があったのではないかと考えられている。
カパサ兄弟は、「新鮮なヴィジョンで新しいストーリーを紡いでいくためにも、新しいことにチャレンジしなくてはいけない」と声明の中で説明。シークエッジとの合意の内容では、カパサ兄弟は「以後、新たに国際的な協業を実践することができる」という。
カルロ・カパサは、イタリアファッション協会(CNMI)の会長を務めるなど、精力的に活動している。
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