2017/11/30
「マックスマーラ」、ソウルで " Coats! "展開催 60年以上にわたるブランドの歴史をたどる
2017/11/30
ベルリン、北京、東京、モスクワに続き、「マックスマーラ(Max Mara)」が コートにフィーチャーした展覧会"Coats! "をソウルで開催する。DDP(東大門デザインプラザ)を会場に、コレクションから裁縫道具まで、膨大なアーカイブにより創業から66年に及ぶブランドの歴史を振り返る。会期は12月12日まで。
会場のDDPはプリツカー賞建築家ザハ・ハディド(Zaha Hadid)が設計したもので、近未来的な外観で韓国でも話題のスポットになっている。内部には巨大なドームが設置され、内部で展示が行われる。
今回新たな試みとして、韓国人アーティストのイーユン・カンによるデジタルインスタレーションがドームを飾った。ヒュンダイ自動車のアートディレクターとしても知られる同氏は、ブランドのクリエーションプロセスやアーカイブを再解釈し、デジタルイメージに落とし込んでいる。
50年代のクラシックなモデルから最近のランウェイで発表されたコンテンポラリーなものまで、90以上のコートが展示されるほか、アイコニックな「101801」も。”The Founder” や”The Max Mara Woman”といったテーマや時代で7つに分かれたコンテンツには、洋服だけでなく、スケッチ、キャンペーンイメージ、サウンド、アトリエの道具、そして創業者家族のアートコレクションの一部も揃い、創業者アキーレ・マラモッティ(Achille Maramotti)のデザイン哲学を多角的に紹介する。
11月28日に開かれたパーティーでは、少女時代のユナなどの韓国人セレブリティや、イレーネ・キム(Irene Kim)やヨーヨー・カオ(Yoyo Cao)といったインフルエンサーが集い、ブランドのグローバルアンバサダーであるマリア・ジュリア・マラモッティ(Maria Giulia Maramotti)と共に展覧会のオープニングを祝福した。
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