「ルイ・ヴィトン」のプレス＆PRディレクターが退任

by

Godfrey Deeny

掲載日
2018/04/09

　人事異動が相次ぐLVMHグループだが、今回は「ルイ・ヴィトン（Louis Vuitton）」のプレス＆PRディレクターを4年間務めたエドゥアール・シュネデール（Edouard Schneider）が退任となった。

　シュネデール氏の後任には既にバンジャマン・セルシオ（Benjamin Cercio）が就いており、「ルイ・ヴィトン」のプレス、インフルエンサー＆エンターテイメントのインターナショナルディレクター職に収まっている。セルシオ氏は2006年に「ルイ・ヴィトン」に入社した。
 
　今回の退任は、ヴァージル・アブロー（Virgil Abloh）が「ルイ・ヴィトン」のメンズクリエイティブディレクターに起用されてからわずか二週間後の出来事だ。円満退職ではあるが、関係者筋の間では、シュネデール氏とシニアファッションエディター達の間で何らかの軋轢があったのではと囁かれている。

　同氏は「ルイ・ヴィトン」以前に、「メゾン・マルタン・マルジェラ（Maison Martin Margiela ）」でコミュニケーションディレクターを3年間務めていたほか、「ソニア・リキエル（Sonia Rykiel）」でも7年の経験がある。