「シャネル」、ビーチウェア・スキーウェアコレクションをローンチ

by

Dominique Muret

掲載日
2018/03/27

　カール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）がデザインする「シャネル（Chanel）」が、初となるビーチウェアとスキーウェアラインを発売する。今までにも水着を数型発表することはあったが、ビーチウェア専門のコレクションはブランド初の試みとなる。スキーウェアも同様で、それぞれ「ココ・ビーチ（Coco Beach）」、「ココ・ネージュ（Coco Neige）」と名づけられた。

　6月に店頭に並ぶ「ココ・ビーチ」は、「『シャネル』の選ばれた店舗でのみ販売予定で、例えばフランスならサントロペ、カンヌ、ニース、そして他のヨーロッパ諸国でもモナコやバルセロナ、カプリといった夏のバカンス地になる」という。
 
　他にも、パームビーチ、サンタフェ、ホノルル、ドバイといった「常夏の地」のほか、オーストラリア、ブラジル、日本、中国、シンガポール、韓国、トルコといった国の店舗も対象となり、世界各国26店舗で6月中旬から9月に掛けて発売される。

　今夏からローンチされる「ココ・ビーチ」コレクションには、スイムスーツ、ビキニ、ドレス、コンビネゾンやショートパンツだけでなく、フリンジデニム、ボーダーシャツ、さらにバッグとエスパドリーユといった小物類も展開する。
 
　一方の「ココ・ネージュ」は、スキーパンツなど機能的なアイテムからカジュアルなマウンテンウェアまでを揃え、通常の秋冬コレクションと共に7月から8月に店頭に並ぶ。スキーウェアに関しては、より多くの店舗で販売される予定だ。