「パテック フィリップ」ノーチラスの文字盤にティファニーブルー、オークションに出品

　「パテック フィリップ（PATEK PHILIPPE）」が、「ティファニー（TIFFANY＆CO.）」との提携170周年を記念して、ステンレススチール製でティファニーブルーの文字盤のノーチラス「5711/1A-018」を製作した。ニューヨーク、ビバリーヒルズ、サンフランシスコでパテック フィリップを取り扱うティファニーブティックにて170本限定で販売。また、オークションハウス「フィリップス（PHILLIPS）」で12月11日に開催される「The 2021 New York Watch Auction」に出品される。

　5711/1A-018は、6時位置に「Tiffany & Co.」、12時位置に「Patek Philippe」のロゴを刻印。パワーリザーブ約45時間で、1秒単位での時刻合わせが可能な自動巻ムーブメント「26-330 SC」を搭載し、120メートルの防水性能を備える。サファイアクリスタルのケースバックには「170th Anniversary 1851-2021」の文字を刻印した。オークションでの推定落札価格は5万ドル（約568万円）以上とされており、収益の全てを環境保護団体のThe Nature Conservancyに寄付するという。

　パテック フィリップは、人気のステンレススチール製ノーチラス「5711/1A」の生産を2022年に中止すると発表しており、ティファニーモデルが最後のステンレススチール製ノーチラスになるのではないかといった噂が出回るなど注目を集めている。

■PHILLIPS：オークションページ