「ラコステ」、ルイーズ・トロッターによるランウェイルックを一般発売　

by

Olivier Guyot

掲載日
2019/04/25

  「ラコステ（Lacoste）」が、ランウェイショーで披露したルックを一般発売する。今まではショーピースから数点をコマーシャルピースに落とし込んで販売していた「ラコステ」だが、昨年10月にアーティスティックディレクターとしてルイーズ・トロッター（Louise Trotter）を迎えたことで変化が訪れた。

　先月、パリで2019-20年秋冬コレクションを披露してデビューを飾ったルイーズ・トロッター。ショーからはオーバーサイズのセーターなど15ルックがセレクトされ、この夏店頭に並ぶ。

　ショーピースは主要都市の旗艦店を中心に発売予定で、価格も通常のコマーシャルコレクションより高く設定されている。ラグジュアリーへの部分的な参入という見方もできるだろう。

　「ラコステ」は他にも新しい形態のキャンペーンをスタートさせるなど、コミュニケーションの面でも刷新を図っている。ブランドの2018年度の売上高は、26％増の31億ユーロ（約3853億300万円）だった。

（2019年4月25日現在、1ユーロ＝124円で換算）