2019/12/09
「ロジェ・ヴィヴィエ」、ジュエリーラインをローンチ
2019/12/09
「ロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)」がジュエリーコレクションをローンチする。初のキャンペーンには、"つながり眉"で有名になったモデル、ソフィア・ハジパンテリ(Sophia Hadjipanteli)を起用した。
2011年からトッズ(Tod’s)が「ロジェ・ヴィヴィエ」の生産・販売を担っていたが、2017年にメゾンを取得。その後順調に成長を続けた「ロジェ・ヴィヴィエ」は、今やトッズグループ全体の売上の21%を占めるまでになった。
ちなみに、2019年1-9月期の「ロジェ・ヴィヴィエ」の売上高は前年同期比13%増の1億4400万ユーロ(約172億8700万円)で、現在買収当時から28店舗増えた57店舗を各国で展開している。さらにフランチャイズ運営のショップも10店舗ほど存在する。
こうして拡大を続けるブランドにとって、商品レンジの拡充というのは自然な流れだろう。最近では、すでにバッグやベルト、スモールレザーグッズなどに手を広げている。
初となるジュエリーコレクションでは、ブレスレット、チョーカー、ピアス、バレッタなどを展開予定だ。
クリエイティブディレクターのゲラルド・フェッローニ(Guerardo Felloni)が考案したアイコニックなバックルデザイン「Broche」も、ジュエリーに取り入れられた。「Broche」はヴェルサイユ宮殿にインスパイアされたクリスタルのスクエアが特徴だ。さらに今回は、ハートをあしらった「Brochamour」とボタニカルモチーフの「Bouquet Strass」が新たに登場している。
シューズのバックルを生産しているイタリアのアトリエが制作し、ヨーロッパでの小売価格はブレスレット230ユーロ(約2万8000円)〜ピアス680ユーロ(約8万2000円)となっている。
ジュエリーコレクションは2020年春夏シーズンから発売予定で、ブランドの直営店やオンラインショップのほか、セレクトショップなど卸先でも販売される。
"つながり眉"を貫くギリシャ系モデル ソフィア・ハジパンテリが出演したスペシャルキャンペーンは、インスタグラムをはじめ各種SNSで12月7日から公開されている。
(2019年12月9日現在、1ユーロ=120円で換算)
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