掲載日
2017/12/04
2017/12/04
「トム・ブラウン」、オムニチャネル化に注力 2018年には東京と大阪に新規出店
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2017/12/04
2017/12/04
2001年に設立した「トム・ブラウン(Thom Browne)」は、今や年間売上高1億ドル(約112億9900万円)に届くブランドに成長した。引き続き順調な伸びを記録するためにも、特に小売とデジタル事業に注力したい考えだ。
8年前にパリでメンズのショーを行うようになって以来ブランドの認知が高まったが、今年の10月からはウィメンズもパリで発表している。こうした大きな成功を受け、「トム・ブラウン」は来年2月に同市に常設ショールームを開くことも決断している。
現在130人の従業員を抱え、世界中のマルチブランド店300ヵ所および単独店舗29店で販売している。この18ヵ月で15店の新規店舗を開設しており、直近では中国の成都に出店したばかりだ。
さらに来年は、東京と大阪にそれぞれ1店舗ずつの出店を控えているという。マイアミや北京にも新店の開設が予定されている。
今日、「トム・ブラウン」の売上の3分の1が単独店とECによるものだ。こうした文脈を踏まえ、同社はオムニチャネル化計画の実施を決定。高級ECプラットフォーム「ファーフェッチ(Farfetch)」と提携し、実店舗とデジタルが補い合うような販売形態を打ち出していく。
(2017年12月4日現在、1米ドル=113円で換算)
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