fashionsnap
2015/02/25
「エモダ」松本恵奈退任後初のコレクション披露
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2015/02/25
「エモダ(EMODA)」が、ブランド立ち上げ当初からプロデューサーとして活躍した松本恵奈が退任してから初となるコレクションを展示会形式で発表した。春に迎える創設5周年を機に、ベースとしているモードの要素を強化。MD・企画を重視したラインナップに転換しており、「ヘインズ(Hanes)」などのブランドとコラボレーションしたアイテムも複数発売される。
2015年夏の「エモダ」は、メッシュ素材やパンチングレザーでアスレチックな軽装感を表現しつつ、素材のドッキングなどで上質感のあるディティールを融合。モード・ミニマル・リラックスの3要素を中心に、スポーティーシックなスタイリングを提案する。得意とするデニムは、これまでのインディゴに加えて、アイスブルー調の薄めのカラーリングも投入。デザイン性の高いトップスやアウターも展開する。5周年の記念企画として、2011年から継続する「TSURU by MARIKO OIKAWA」をはじめ、ゴールドに輝くロゴを施した「チャンピオン(Champion)」やウェアの他にもバックパックをラインナップする「ディッキーズ(Dickies)」とコラボレーション。「ヘインズ」と協業したパックTシャツは女性らしくアレンジしたデザインで、「エモダ」が今回初めて1つのパックに黒と白のTシャツをセットにしたという。発売は6月を予定。
マークスタイラーは新たな重点方針として「基幹ブランドの規模拡大」に取り組んでおり、「エモダ」では2015年1月からプロデューサー制を廃止。新年明けのセールでは早くも春夏の新商品に動きがあり、ECも物撮りではなくモデル着用の画像に切替える等リニューアルを図り、下降気味だった売上は回復傾向で「(プロデューサー退任は)特に影響がない」(プレス担当者)という。
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