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「エルメス」伝説のショーウィンドウデザイナー、レイラ・メンシャリが死去

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AFP-Relaxnews
掲載日
2020/04/06
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 長年「エルメス(Hermès)」パリ旗艦店のショーウィンドウを手がけたチュニジア人デザイナーのレイラ・メンシャリ(Leïla Menchari)が死去した。

Leïla Menchari


 1927年にチュニスで生まれたメンシャリ氏は、作家のミシェル・トゥルニエ( Michel Tournier)に「魔法使いの女王(la reine mage)」とも称された人物で、パリの「エルメス」フォブール・サントノレ通り旗艦店で2013年までショーウィンドウのアーティスティックディレクターを務めていた。「店の前を通りかかった人の好奇心をそそり、驚きを与えて魅了してくれた」とエルメス社は謝意を表している。
 
 仏「リベラシオン」紙によると、同氏は新型コロナウイルスに感染していたという。

 レイラ・メンシャリは自身のルーツであるチュニジアの文化を取り入れ、ラグジュアリーな庭やオリエンタルな宮殿をイメージしたファサードなど、様々なショーウィンドウディスプレイを提案。
 
 「装飾を手がけるときは、常にどこかに秘密を盛り込まなくてはいけないわ。秘密は夢へ続く道。想像力が暴けない部分を埋めてくれるの」と語ったメンシャリ氏。弁護士の父と女性の地位向上に取り組んだ母を持ち、自身もフェミニストとして知られた。
 チュニスの美術学校で学んだ後、パリの国立高等美術学校を卒業「ギ・ラロッシュ(Guy Laroche)」でモデルをしていたが、1961年にアニー・ボーメル(Annie Beaumel)率いる「エルメス」のデコレーションチームに加入した。
 
 2017年には、パリのグラン・パレで同氏の作品を集めた『Hermès à tire-d'aile(羽ばたくエルメス)』展も開かれている。
 
 
 

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