「カルヴェン」、中国企業のもとで密かに再スタート 次シーズンから新作コレクション発売

  昨年秋、破たんしていた「カルヴェン(Carven)」を買収した中国企業 上海之禾時尚実業(集団)(Icicle Group)(以下、アイシクル)だが、立て直しに向けブランドの現状を把握するためには、しばらく時間を要すると発表していた。以前のクリエイティブディレクター、セルジュ・リュフィユー(Serge Ruffieux)の続投もなく、戦略を模索する状態が続いている。

「カルヴェン」フランスのオンラインショップより

 しかし、このほどブランドに新たな動きが見られた。インハウスチームが2019-20年秋冬のウィメンズコレクションを制作し、次シーズンから店頭で発売するという。ただし「正式な」コレクション発表を行う予定はなく、本格的な再始動までの中継ぎといった位置づけで、ブランドの事業を少しずつ再開することが目的だ。新しいアーティスティックディレクターを迎えるのに少なくとも2シーズンはかかると見られる。
 
 1年の休止期間の間も再編は水面下で続いており、昨年10月末の段階で80人だった従業員も今日では50人程度となっている。
 
 「カルヴェン」は現在、アーカイブから過去のコレクションを販売しているが、この夏にはオンラインショップおよびフランス国内に展開する4店舗で新作コレクションが発売されることになる。また、中国への出店も計画しているという。
 
 アイシクルは今後2年間で中国に40店舗ほど「カルヴェン」のショップを開設する予定で、すでに2019-20年秋冬コレクションのローンチに合わせて数店舗の開店が決定している。
 

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