by
Chenu Alexis

Chenu Alexis
掲載日
2016/06/27
2016/06/27
「カルヴェン」17年春夏メンズ、高機能素材を用いたスポーティーなコレクション
by
Chenu Alexis

Chenu Alexis
掲載日
2016/06/27
2016/06/27
ブルーベル(Bluebell)グループに買収され、ソフィー・ド・ルージュモン(Sophie de Rougemont)を新CEOに迎えたばかりの「カルヴェン(Carven)」。バルナベ・アルディ(Barnabé Hardy)が手掛ける3回目のコレクションは、既存の概念を打ち破るようなユニークなランウェイで披露された。

従来のモデルではなく、パフォーマンス集団「 I could never be a dancer」のダンサーを起用、音楽はアーティストでDJのYuksekが担当した。
メゾンらしいクリエイティブなスタイルは健在ながら、スポーティーな要素を強化した17年春夏メンズコレクションについて、「クリエイティブで着やすく、次のコレクションにも続いていくような要素もある。特に、ストリートスタイルに着想を得て特別に開発した素材は、今後も追及していきたい」とバルナベ・アルディ自身は語っている。
飛翔や軽快さをテーマにしたアイテムでは、気球、フェザー、バルーンのプリントをシャツやスウェットにあしらったほか、地図やアースカラー、エスニックモチーフなども登場。
また、レッド、カーキ、ネオンカラーのフルイドナイロンパーカに、バイカラーやリバーシブルのシアサッカージャケット、そしてコンビショートのバリエーションなども目を引いた。
足元は、デッキシューズ、スニーカー、サンダルなどのアイテムを、エスニックプリントやドクターマーチンのライトバージョンで遊んだ。それにバナナバッグを再解釈した小物などを足して、ルックを完成させている。
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