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「ザラ」の親会社インディテックス、商品管理にRFIDを導入

掲載日
today 2016/03/15
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 「ザラ(Zara)」などの親会社インディテックス(Inditex)グループは、毎年5万もの工場で10億相当の衣服を生産している。こうした大量の商品の流通を管理するため、この度RFIDを導入するという。16年末までに、世界64ヵ国にある1542店舗で全面実用化される予定だ。

Inditex本社 - Inditex


 ロジスティクスセンターで商品に付けられる盗難防止タグの中に、RFIDチップを埋め込む。あらゆる店舗や倉庫の入荷・在庫状況が細かく把握できるシステムで、個別の注文にも48時間以内に対応が可能になるなど、ロジスティクスの効率化も実現できるという。
 
 また、盗難や輸送中の損傷、経理・会計上のエラーといった棚卸しでの損失も抑えることができ、店舗ワークフローの向上も期待される。こうした類の損失は、インディテックスの年間損失のうち0.8%を占めており、金額にして1億7000万ユーロ(約213億2100万円)に上る。

 グループ傘下の店舗では、現在週に2度新商品を入荷しているが、更に入荷サイクルが早まる可能性もある。店舗スタッフがPDA(携帯情報端末)を利用することで、商品の補充や在庫管理をより簡単に行うことも可能だ。

 清算時に盗難防止タグが外されると同時にチップの情報は消滅する。このセキュリティアラームは、インディテックスが独自に開発し、Tyco社が生産しているもの。
 
 「世界でも他に類を見ない発明だ。我々が完全に独自で開発した」とパブロ・イスラ(Pablo Isla)CEO。
 
 他の小売店でも無線周波を用いているが、インディテックスは世界初の100%再使用・再利用可能なシステムを作り出したと、RFIDプロジェクトチーフのイヴァン・エスクデロ(Ivan Escudero)は話す。
 
 タグの内外にコードを埋め込むブランドも多い中、インディテックスは100回もの使用に耐えるセキュリティアラームを利用することに成功した。

 この2年間で、プロジェクトには40億ユーロ(約5016億5900万円)以上が注ぎ込まれてきた。
 
 まずは世界に2000店以上ある「ザラ」の店舗にこのシステムを導入し、その後は「ベルシュカ(Bershka)」、「ザラホーム( Zara Home)」や、その他のブランドにも随時適用していく予定だ。
 
 
(2016年3月15日現在、1ユーロ=125円)

 

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