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2017/07/24
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「シャルル・ジョルダン」がカムバック

掲載日
2017/07/24

 フランスのシューズブランド「シャルル・ジョルダン(Charles Jourdan)」が、休止期間を終えカムバックを果たす。1917年設立、2008年にロワイエグループ(Royer Group)に買収された同ブランドだが、本日7月24日、一号店と同じ場所にパリ旗艦店をオープンする。

Charles Jourdan - FashionNetwork (ph DM)


 「キッカーズ(Kickers)」などを所有するロワイエグループは、最初のリブランドが不作に終わった後、2013年にブランドを休止、翌年フランス国内にある「シャルル・ジョルダン」の生産工場を閉鎖している。ただし、2005年に伊藤忠商事と販売代理店契約を結んだ日本では、靴、時計、香水、コスメティックを除く全アイテムについて、同社と日本における独占製造販売契約も締結しており、ライセンス生産の一部商品は販売が続けられていた。しかし今回、改めて新しいプロジェクトを引っ提げ、正式なカムバックを果たす形となる。
 
 「全く新しいものを掲げて一から出直すには、少し時間が掛かりました。結構な投資も必要でしたし、このプロジェクトには2年相当を費やしたんです」とジャン=フランソワ・フェランディス(Jean-François Ferrandiz)CEOは当紙に語った。同氏は2014年に「シャルル・ジョルダン」トップに就任している。

 「信じられないポテンシャルを秘めています。完璧なアーチを描くハイヒールは今でも伝説的な存在ですが、そうした有名ブランドを、より手に取りやすいものにしようと思いました。非常にドレッシーなアイテムで知られているものの、今後は『非常にプレステージ感の強い』ハイエンドブランドという位置づけとなります」。
 
 「小売価格は平均して約400ユーロ(約5万 円)なので、以前から比べると40%程下がりますね。新しいコレクションは、イブニングの比率を少しだけ減らして、よりタウンユースなアイテムを中心に展開していく予定です」とフェランディス氏。旧店舗は「新しいポジショニングにマッチしなくなった」という理由で閉鎖した。
 
 パリ・マドレーヌ広場に構えた旗艦店はショールームも併設しており、こちらは既に営業を開始している。デザインは3人からなるアトリエインハウスチームが手掛け、アイコニックなモデルも復活させた。

Charles Jourdan


 ウィメンズコレクションは、現在のところスペインで生産されており、アクセサリーやレザーグッズも揃える。メンズはテスト段階だ。
 
 ロワイエグループは、靴に関しては生産を内部化することを考えているが、今後アパレルなどカテゴリを広げるにあたっては、ライセンスでの展開も視野に入れる。また、スポーツシューズラインもローンチ予定で、こちらはフランス生産となる。
 
 リテール事業はフランチャイズにより拡大する計画で、上海出店に向けて現地パートナーと協議中だという。
 

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