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「ディオール」が7月にクルーズショー コロナ後初の大手メゾンランウェイに

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AFP
掲載日
2020/06/22
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 「ディオール(Dior)」が、722日にイタリアのレッチェでクルーズコレクションを発表する。近しい関係者のみを招待する予定で、新型コロナウイルスによる外出規制が緩和されてから初めての大手メゾンによるランウェイショーになる。

Christian Dior - Cruise Collection 2020 - Marrakech


 クリエイティブディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)は、世界中が「魔法と感動」と共に発表される服を心待ちにしているとコメント。ラグジュアリーメゾンは、関わっているアーティストや職人のためにも、一日でも早く通常営業に戻るべく努力するべきだと話した。

 イタリアのレッチェで722日に発表されるコレクションだが、元はといえば5月にショーが予定されていた。

 キウリがフローラルモチーフを中心に「ナチュラルでカントリー」なテイストに仕上げたというショーは、プーリア州出身の父親に捧げたものだ。「自分を信じること、そして困難な時にも未来を信じるということを私に教えてくれた」とキウリ。

 また、メゾンで働く職人たちにも言及し、「サステナビリティについて話すとき、そこに働く人々のことも忘れてはならないわ」とオンラインの記者会見で話した。

 「職人とその仕事を重視しているわ。私もその中の一人よ。一番良い方法で働きたいと思っている」。

 「グッチ(Gucci)」や「サンローラン(Saint Laurent)」といった競合メゾンは、パリ ファッションウィークの公式日程から撤退を決め、独自のショースケジュールへの意向を表明したが、「ディオール」はその流れには従わないことも強調した。

 他にも従来型スケジュールからの脱却を決めるブランドは少なくない。しかし、メゾンのピエトロ・ベッカーリ(Pietro BeccariCEOは、パリ ファッションウィーク公式日程への参加継続と、実際のランウェイショー開催を強く支持するする立場を表明している。

 服を「実際に見て、感じること」に勝るものはないとし、困難な時期を乗り越えた復活のメッセージを発信したいと話した。

 「リアルなファッションショーほど感動を呼び起こすものはない。生のパフォーマンスというのは、クリエイティブな瞬間に感じる電流のようなもので、デッドラインやアドレナリンも必要だ」。

 「実際のファッションショーをしたいという思いもそこから来ている。生のショーは常に必要だと信じている」とベッカーリCEO

 しかし、7月のパリ オートクチュール期間中行うショーは実際のランウェイ形式ではなく、「違った形のサプライズになる」とも明かす。

「少しずつ現実的なアプローチをとっていく」としたうえで、「中国のように危機を脱した国を見ていると、以前の生活を取り戻したいという人々の意思を強く感じる。それが我々たのアプローチだ」と述べた。
 

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