「ディオール」ショーでモデルがオートウォークで移動、現代アーティストとのコラボも

 「ディオール(Dior)」が、メンズの2019-20年ウィンターコレクションを現地時間1月18日に、パリ7区のジョイフル広場に設営された特設会場で発表した。モデルがランウェイに設置されたオートウォークを移動する形式で新作を披露した。

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Dior Men - Fall-Winter2019 - Menswear - Paris - © PixelFormula

 ディオール メンズがキム・ジョーンズ指揮下で開催するショーは2019年サマーコレクション、11月末に東京で行われたプレフォールコレクションに続き3回目。
 
 ショーでは全長76メートルの可動式ランウェイに、モデルたちが登場し、微動だにしないポージングでゲストの前の移動するという演出で新作が披露された。
 
 コレクションのテーマは"翻訳"のプロセス。アートからファッション、フェミニンからマスキュリン、過去から今へのプロセスを模索し、シルエットやサヴォワールフェール、素材や哲学などメゾンのヘリテージを再解釈した。コレクションには創業デザイナーも好んだというタイガーやレオパードのアニマルプリントのアイテムや、内側も外側も完璧を求めるクチュールへのオマージュとしてリバーシブルのアイテムなどが登場。また、ドレスを仕立てる際の「ムラージュ」と呼ばれる立体裁断の技術からインスピレーションを受け、体に巻き付くようなドレープがなびくアシンメトリーのコートのほか、テーラードが際立つピースが披露され、メゾンのフィロソフィーを体現するようなアイテムが並んだ。
 
 ウェアにはカシミアやシルクサテン、ファー、レースなど上質でエレガントな素材が使用された一方、サドルバッグやレッグウォーマーには実用的なナイロン素材を使用。そのほかアクセサリー類は、ハーネスやアーム全体を包むクローブ、犬をモチーフにしたバッグやYoonが手掛けた安全ピンの形をした「CD」のエンブレムのブローチなどがスタイリングに取り入れられ、モダンでフューチャリステックな要素が加えられた。
 
 また今回、カルフォルニアを拠点に活動する現代アーティストのレイモンド・ペティボンとコラボレーション。作品に描かれているデッサンや、今回のために制作されたクリエイションがプリント、ニット、ジャカード、そして手作業によるエンブロイダリーで表現されている。
 
 ショーにはロバート・パティンソン、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、プシャ・T をはじめ、日本からは登坂広臣、福士蒼汰、けみお、UTAなどが来場した。


 

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