「ヒューゴ・ボス」が次回NYウィメンズファッションウィーク欠席

 「ヒューゴ・ボス(Hugo Boss)」の「ボス(Boss)」ウィメンズラインが、次季NYファッションウィークを欠席すると発表した。マルク・ランガー(Mark Langer)CEOは、「クリエーション、マーケティング、コミュニケーションの面で、メンズウェアに注力していく方針だ」と話す。
 
 その前日には、「ヴェラ・ワン(Vera Wang)」も次回NY欠席を発表していた。

Boss Women - Spring-Summer2017 - Womenswear - New York - © PixelFormula

 「ヒューゴ・ボス」のインゴ・ウィルツ(Ingo Wilts)チーフブランドオフィサーが英ヴォーグ誌に話したところによると、「我々のウィメンズウェアは中期成長戦略において主要な要素であるし、これからもあり続ける。また、ジェイソン・ウー(Jason Wu)のクリエイティビティも非常に重要だ。彼の仕事を高く評価している。ただ、メンズウェアには伝統的に重きを置いてきたので、ウィメンズウェアとのバランスをとる必要がある」という。
 
 10月末には、「ボス オレンジ(Orange)」と「ボス グリーン(Boss Green)」といったブランドを統廃合し、プレミアムビジネスウェアを提供する「ボス」とトレンド感の強いスタイルで若い層を対象にした「ヒューゴ(Hugo)」の2ブランドに纏めるとの発表もあった。
 
 今年5月にクラウス=ディートリッヒ・ラース(Claus-Dietrich Lahrs)氏の後を引き継いだランガーCEOは、ラース氏がウィメンズウェアに大きく投資していたのに対し、プレミアムメンズウェアに重きを置いている。収益性が低い店舗を閉鎖し、年間コスト5500万ドル(約62億2500万円)を削減する計画も先月明らかにした。
 
 ニューヨークファッションウィーク自体にも、ここ数シーズンは大きな変化の波が訪れており、アプローチを変えるデザイナーも出てきている。
 
 前回9月には、「デレク・ラム(Derek Lam)」、「ソフィー・テアレ(Sophie Theallet)」、「ダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)」、「ケイト・スペード(Kate Spade)」といった面々が、ショーではなくプレゼンテーション形式でコレクションを発表した。
 
 また、「セオリー(Theory)」などは、ファッションウィーク期間を避け、個別の発表会を催している。
 
 
(2016年11月24日、1米ドル=113円で換算)
 

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