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2019/10/22
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「ユニクロ」、スペイン・マドリード初の店舗をオープン 同国では「慎重な」拡大目指す

掲載日
2019/10/22

 ファーストリテイリングが展開する「ユニクロ(Uniqlo)」は10月17日、スペインにマドリード初の店舗をオープンした。同国ではバルセロナ2店舗に続く3店目となる。ユニクロ スペインのアルベルト・マルティン(Alberto Martín)マーケティングディレクターは、「慎重に」発展させたい意向を語った。

「ユニクロ」マドリード一号店 - Martin MENDEZ © 2019 / HEROES AGENCY


 「バルセロナではこの2年間で大きな成功を収めました。マドリードへの出店は、スペイン全国の拡大戦略にとっても大きなステップとなっています」と同氏。「今後も新たな出店予定はあります。しばらくはマドリードとバルセロナが中心になり、我々の探す条件に合うロケーションがあれば検討していきます」。
 
 10月30日にはバルセロナに市内3店目のオープンを控えており、更なる新規店も同市に開設する予定の「ユニクロ」だが、スペイン国内での展開拡大には慎重な姿勢を見せる。「拡大戦略については慎重に進めています。やみくもに店舗を開設するというわけではありません」。

 一方で、マドリード店には自信を持っているという。「マドリードの人々には、我々の提供する商品を気に入って頂けると考えています」。「『ユニクロ』はとても誠実なブランドです。高品質な服を手に取りやすい価格で揃えているので、一度試着されたお客様は他のものも購入して帰られます。それでも、まずは商品を試して頂かなくてはいけない。ある程度時間は掛かりますね」とマーケティングディレクター。

Alberto Martín, marketing director of Uniqlo in Spain - Uniqlo


 マドリード初の「ユニクロ」は中心地に位置し、近くには高級ブランドのショップも軒を連ねる。「決してラグジュアリーブランドではありませんが、品質に関してはハイエンドブランドに引けを取りません。それに、この辺りでもラグジュアリーブランド以外の店ができ始めている。ファッションの流れも大きく変わり、今や人々は異種のものをミックスすることを恐れなくなりました」。
 
 「スペインでの手応えは上々です。バルセロナで展開する2店舗は順調ですし、ECでは10万人のユーザがデータベースに登録されています。マドリード出店を発表してから、EC事業はさらに大きく伸びました」。
 
 スペインの地元企業であるインディテックス(Inditex)社は「ザラ(Zara)」をはじめ多くのファストファッションブランドを展開している。競合関係についてはどう捉えているのかと聞かれると、マルティン氏はこう答えた。
 
 「『ザラ』やインディテックスグループには敬意を払っています。しかし、我々のビジネスモデルはまったく違う。確かにファッションを皆のものにした、という意味では共通していますが、インディテックス社はどちらかといえばトレンド寄りだ。我々の最重要事項は商品の品質です。競合する要素があるでしょうか?」。
 
 ちなみに、「ユニクロ」マドリード一号店は、「ザラ」店舗のほんの数軒先という距離に位置している。

 

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