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「ロシャス」、アレッサンドロ・デラクアが退任

掲載日
2019/12/06
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  「ロシャス(Rochas)」で6年間ウィメンズウェアのクリエイティブディレクターを務めたアレッサンドロ・デラクア(Alessandro Dell’Acqua)が退任する。メゾンの関係者筋が当紙に明かした。後継者はわかっていない。

Alessandro Dell'Acqua - © PixelFormula

 
  2013年9月に同職に就任し、翌年2月のパリ ファッションウィークで初のコレクションを披露したアレッサンドロ・デラクアは、フェミニンで洗練されたスタイルで「ロシャス」のDNAに溶け込み、クリーンなエレガンスを保ちっつメゾンのコードを現代的に蘇らせた。最初の契約は2016年に更新されている。
 
 アレッサンドロ・デラクアは23歳の若さで「Genny」のクリエイティブディレクターとしてキャリアをスタートさせ、その後「ラペルラ(La Perla)」、「ブリオーニ(Brioni)」、「マーロ(Malo)」、「レ コパン(Les Copains)」などでも経験を積んだ。昨年には「トッズ(Tod’s)」とのコラボレーションも発表している。

 自身の名を冠したブランドを立ち上げたのは1996年のことだが、権利を失い2010年に「ヌメロヴェントゥーノ(N°21)」をスタート。その後10年足らずでブランドは年商6000万ユーロ(約72億3300万円)近い規模にまで成長した。2014年に始めたメンズラインも、昨年9月はウィメンズと合同で発表したが、来年1月には再びメンズシーズンに復帰し単独ランウェイショーを行う予定だ。現在 Glimarが30%を出資しているが、業界筋の話によると、ブランドは展開加速に向けた新たな出資者を探しているという。
 
 一方の「ロシャス」は、1925年にマルセル・ロシャス(Marcel Rochas)が創業したフランスのメゾンで、2002年にオリヴィエ・ティスケンス(Olivier Theyskens)、2008年にはマルコ・ザニーニ(Marco Zanini)がデザイナーに就任している。この間にオンワードラグジュアリーグループ(Onward Luxury Group)がウィメンズウェアのライセンスを獲得。ブランド自体は、2003年に米プロクター・アンド・ギャンブル(Procter & Gamble)が取得したが、2015年にはフランス企業Interparfumsの傘下に収まった。
 
 2017年にメンズラインもリローンチし、今年1月には、やはりオンワードラグジュアリーグループにライセンスを委託している。メンズコレクションのデザイナー、フェデリコ・クッラーディ(Federico Curradi)が手掛ける初のコレクションは来年1月のパリメンズファッションウィークで発表される。


(2019年12月6日現在、1ユーロ=121円で換算)
 

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