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「ローラ アシュレイ」が本国イギリスの店舗を大幅に閉鎖 今後は中国にフォーカス

掲載日
today 2018/12/17
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 イギリス発のライフスタイルブランド「ローラ アシュレイ(Laura Ashley)」が、本国の店舗数を現在の160店舗から120店舗にまで縮小し、アジア市場を強化するという。親会社であるマレーシアのMalayan United Industries(以下、MUI)会長が明かした。

Laura Ashley


 MUIは1998年から「ローラ アシュレイ」ブランドを所有しているが、2015年以降すでにイギリスでは40店舗程度を閉鎖。
 
 一方で、残りの店舗については引き続き投資を続けることで顧客にインスピレーションを与える空間を提供したいとも話す。

 「オンラインでもオフラインでも、購入方法はどちらでもいい。ただ、我々は顧客をインスパイアしたいだけだ」とMUIのKhoo Boo Yeowはプレスアソシエーションのインタビューで述べた。今後2年間は厳しい状況が続くことも覚悟していると同氏。
 
 昨年はクリスマス時期の売上が振るわなかったものの、今年はイギリス国内でアパレルが伸びたという。しかし、インテリア・家具は引き続き苦戦している。
 
 そうした中で「ローラ アシュレイ」が目を付けるのがアジアだ。「より需要のあるアジアへ移行している」と話す会長は、「シンガポールに支社もあり、10人程度の従業員が勤務するが、これは中国のEC事業に特化している」と説明。 「デジタルで成功すれば、今度は中国への実店舗出店も視野に入れる」。
 
 ライセンス事業も積極的に行っている同ブランド。日本では1985年に一号店を開設し、翌年にイオングループ(旧ジャスコ株式会社)と共同出資による合弁会社ローラ アシュレイ ジャパン株式会社を設立した。以来30年間にわたり同社が東アジアにおけるブランドの展開を担ってきたが、今年2月にイオンが「ローラ アシュレイ」事業の終了を発表。契約期間の満了を迎える9月初旬までに日本国内108店舗、香港4店舗、そして台湾12店舗全てを閉鎖した。
 
 イオンによる販売終了後は、伊藤忠商事が日本市場におけるブランドの独占輸入販売権およびマスターライセンス権を取得し、9月18日より百貨店や専門店など卸事業を中心に販売を開始している。3年後に小売上代ベース80億円の売上を目指すという。

 

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