×
掲載日
2017/01/26
シェアする
ダウンロード
記事をダウンロードする
印刷
印刷
テキストサイズ
aA+ aA-

「ヴァレンティノ」所有のマイフーラ、「ランバン」と再び交渉か

掲載日
2017/01/26

  苦境が続く「ランバン(Lanvin)」の買収が噂されているが、カタール王族の投資ファンドであるマイフーラ(Mayhoola)が、再び興味を示しているらしいと言われている。近々、現オーナーである台湾人実業家のワン・シャオランとマイフーラの間で、話し合いの場が持たれるという可能性もあるという。

「ランバン」ショーでのブシュラ・ジャラール - © PixelFormula


 マイフーラは、既に「ヴァレンティノ(Valentino)」、「バルマン(Balmain)」、「「パルジレリ(Pal Zileri)」といったブランドを所有している。「ランバン」に関しても、2015年に、一度4億~5億ユーロ(約790億~610億円)のオファーをしたものの、当時はワン・シャオランに断られた経緯がある。
 
 前アーティスティックディレクターのアルベール・エルバス(Alber Elbaz)を14年に解雇して以来、「ランバン」の厳しい状況は加速している。16年は、ここ10年で初めて1000万ユーロ(約12億円)を僅かに上回る損失を計上したと見られており、対して前年は630万ユーロ(約7億7000万円)の利益があった。また、16年の売上高に関しても、20%以上減収し1億7000万ユーロ(約207億7700万円)以下となっている。前年15年は2億1000万ユーロ(約256億6500万円)だった。

 ブシュラ・ジャラール(Bouchra Jarrar)が新アーティスティックディレクターに就任したものの、それが即座に業績に現れることはなかったようだ。最近ロイターが報道したところによると、売上構成比70%を占めるマルチブランド店からの新コレクション発注額は、半期で30~40%落ち込んでいるという。
 
 また、当紙が独自に入手した情報によれば、新デザイナーとチームとの仲は順風満帆とは言えないらしい。一方で、従業員は人材削減の波を恐れているという。
 

(2017年1月26日現在、1ユーロ=122円で換算)
 

不許複製・禁無断転載
© 2021 FashionNetwork.com