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2020/02/27
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「ヴィクトリアズ・シークレット」売却予定のLブランズ、赤字転落

掲載日
2020/02/27

 「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret)」の支配株をSycamore Partnersに譲渡する予定のLブランズ(L Brands)だが、2020年1月期第4四半期(11-1月)の連結決算は、純損失1億9230万ドル(約211億2900万円)と赤字に転じた。前年同期には純利益5億4010万ドル(約593億4500万円)を計上していた。

Victoria's Secret - Instagram: @victoriassecret


 Lブランズの第4四半期の売上高は2.9%減の47億1000万ドル(約5175億2300万円)で、既存店売上高も2%減少した。
 
 北米での「ヴィクトリアズ・シークレット」事業は売上高22億8000万ドル(約2505億2100万円)。既存店売上は10%減となった。一方、同地域の「Bath & Body Works」事業は既存店売上10%増と好調で、売上高は21億7000万ドル(約2395億2100万円)だった。

 消費者のニーズの変化に適応できず「ヴィクトリアズ・シークレット」が落ち込むなか、Lブランズのブランドポートフォリオにとって好調な「Bath & Body Works」事業が残された希望となっている。
 
 「ヴィクトリアズ・シークレット」に関しては、株式の55%を投資会社Sycamore Partnersに売却すると今月発表したばかりで、今後Lブランズは「Bath & Body Works」ブランドに中菱していきたい考えだ。
 
 取引は第2四半期中に完了する予定で、それが済めばレスリー・ウェクスナー(Leslie Wexner)がCEOを退任し名誉会長になることも決定している。後任には、現「Bath & Body Works」COOのアンドリュー・メスロー(Andrew Meslow)が就く。
 
 Lブランズの2020年1月期通期の業績は、売上高が2.4%減の129億1000万ドル(約1兆4200億円)となった。既存店売上も1%減少。
 
 「ヴィクトリアズ・シークレット」の北米での売上高は68億ドル(約7474億3900万円)で、既存店売上は7%落ち込んだ。一方、やはり「Bath & Body Works」は堅調に推移し、北米での売上高42億1000万ドル(約4627億5300万円)、既存店売上10%増となった。

 Lブランズの国外事業に関しても、通期売上高が前年6億530万ドル(約665億3300万円)から6億ドル(約659億5100万円)に縮小している。
 
 また、純損益は通期でも3億6640万ドル(約402億9300万円)の損失を計上しており、やはり前年の純利益6億4390万(約708億900万円)から赤字転落した形になる。
 
 「ヴィクトリアズ・シークレット」売却の取引が完了していないため、現行年度の見通しについては発表していない。
 

(2020年2月27日現在、1米ドル=110円で換算)
 

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