「ヴェルサーチェ」買収完了後初のウィメンズはメゾンのコードを探求<2019-20年秋冬>

 「ヴェルサーチェ(Versace)」が2月22日、2019年秋冬ウィメンズコレクションをミラノで発表した。昨年12月31日にマイケル・コース(現カプリ・ホールディングス・リミテッド)による買収が完了しグループ傘下になって以来、初めて発表するウィメンズのメインコレクションとなった。

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Versace - Fall-Winter2019 - Womenswear - Milan - © PixelFormula

 ショー会場は、ミラノのメッザノッテ宮。ショー開始前から、来場するセレブリティやショー会場の様子を一目見ようと大勢の人が駆けつけ会場前の広場は熱気に溢れていた。ゲストに配られた招待状は、ブランドのアイコンドレスである"セーフティピンドレス"を連想させる、安全ピンが入ったパック。会場内に入ると、ランウェイにも巨大な安全ピンのオブジェが設置されていた。
 
 ヴェルサーチェにとって新たな章の幕開けとなった今シーズンは、新しいレンズを通してメゾンのコードを探求したという。シャローム・ハーロウ(Shalom Harlow)が務めたファーストルックは、バロックプリントが特徴的なトレンチコートスタイル。カシミアニットはあえて裾をほつれさせたり、ニットやTシャツの上にシルクのボンデージストラップを重ねるなど、ラグジュアリーとグランジテイストが融合したルックが続く。ミニドレスやチュールスカートに施されたセーフティピンがアクセントを加えた。
 
 また、今回のコレクションではヴェルサーチェとファッションフォトグラフィーの密接な関係をフィーチャー。フレグランス「Blonde」のキャンペーン用にリチャード・アヴェドン(Richard Avedon)が1995年に撮影したドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)のポートレート写真がTシャツにプリントされた。なお、「Blonde」のボトルはプリントや刺繍のデザインにも取り入れられた。
 
 モデルの手元を飾ったのは、新たにデビューしたバッグライン「Virtus」。メゾンのイニシャル「V」がバロック調の金具としてデザインされたほか、ジャカードのコートやヘアアクセサリーなど様々なアイテムにも取り入れられた。ショーのラストルックは、ブランドと深い関係を持つ往年のスーパーモデル ステファニー・シーモア(Stephanie Seymour)が飾った。

 

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