fashionsnap
2021/12/01
【スニーカートレンド通信】コート系の売上が2倍に、2021年は履き心地に定評のあるブランドが人気
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2021/12/01
2021年売れたスニーカーは一体何か。スニーカー小売の雄、「アトモス(atmos)」「ミタスニーカーズ(mita sneakers)」「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」の話を元にトレンドスニーカーを調査。今年は「ナイキ(NIKE)」の白色のモデルを中心に、履き心地に定評のあるブランドが人気を集めた。

モデル別では、バスケットボールカルチャーから派生したコート系※が人気で、各ショップ平均して売上が前年比で約2倍に伸長。アイテム数や多彩なコラボレーション企画、復刻モデルなどが支持されたことからナイキのエア フォース 1(Air Force 1)やダンク(DUNK)が好調で、今年の傾向としてはスタイリングに取り入れやすい白色ベースのモデルに人気が集中した。ミタスニーカーズでは、新品のスニーカーにヴィンテージ風のカスタマイズを施す人もよく見られたという。
※コート系とは、テニスやバスケットボールなど、コートでプレーするスポーツのために製作されたシューズ。特徴としては、ソールがフラットでシンプルなデザインが多い。
スニーカー愛好家たちの服装はスニーカーと親和性の高いアイテムが目立ち、「シュプリーム(Supreme)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー™(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH™)」「コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)」「サカイ(sacai)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」といったスニーカーとのコラボレーションが多いブランドをはじめ、ゴアテックス(GORE-TEX®)やコーデュラ(CORDURA®)などスニーカーにも使用されるファブリックを用いた服が好まれる傾向にあるという。また、オリジナルアパレルを展開しているアンディフィーデットではカーゴパンツやワークパンツのほか、2022年春のトレンドとしても浮上しているスウェットのセットアップにスニーカーを着用するスタイルが支持されている。
■公式サイト:atmos/mita sneakers/UNDEFEATED
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