2019/10/29
「サルヴァトーレ・フェラガモ」、ミラノのメンズシーズンに復帰
2019/10/29
「サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」が、ミラノ メンズファッションウィークのランウェイに復帰する。ここ数シーズンは、ウィメンズ期間中にメンズ・ウィメンズを同時発表していた。来年1月21日に開催するショーはメンズ単独のものになるという。

昨年2月からはウィメンズシーズンに合同ショーという形式をとっていたメゾンだが、今年6月にはフィレンツェの「ピッティ・ウオモ(Pitti Uomo)」にスペシャルゲストとして参加し、アーティスティックディレクター、ポール・アンドリュー(Paul Andrew)初のメンズコレクションを発表した。
他には、同じくウィメンズ時期に男女混合で発表していた「グッチ(Gucci)」も、来季はミラノのメンズシーズンに単独ショーで復帰すると明かしている。イタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda Italiana)(以下、CNMI)の働きかけによるものだ。ここ数シーズン、ミラノのメンズ ファッションウィークは盛り上がりに欠けている。
「ウィメンズ・メンズそれぞれのコレクションを、それぞれのファッションウィークで別々に披露することは、ブランドの自然な成長計画の一環でもあります。メンズのアパレルコレクションは、ブランドにとって重要な位置を占めています」と「フェラガモ」のミカエラ・ル・ディヴェレック・レンミ(Micaela le Divelec Lemmi)CEO。
「我々のアイデンティティを示すため、今年6月には始まりの地であるフィレンツェでメンズコレクションを発表しました。しかし、他の大手イタリアメゾンと同様、今こそミラノ ファッションウィークに立ち戻る時期だと判断したのです。そこで、CNMIのオファーを喜んでお受けしました」。
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