掲載日
2017/11/20
2017/11/20
「ヴィヴィアン・ウェストウッド」、16年は英EU離脱によるポンド安の影響で減益 コスト削減進める
掲載日
2017/11/20
2017/11/20
「ヴィヴィアン・ウェストウッド(Vivienne Westwood)」の16年12月期業績は、売上高が11%増の3750万ポンド(約55億6800万円)となったものの、厳しい市場の動向と英国のEU離脱に伴うポンド安の影響により減益という結果に。

卸売事業では37%、小売事業では5.3%とそれぞれ増収があった。日本国内の売上高は、前年比3%増の290万ポンド(約4億3100万円)。
「売上は伸びが示す通り、ブランドは幅広い顧客層に対して訴求力を持ち続けている」としているものの、税引き前利益は前年230万ポンド(約3億4200万円)から190万ポンド(約2億8200万円)へと大幅に落ち込んだ。
こうした減益の要因として、同社は売上コストが19%増加したことを挙げているが、主に英国のEU離脱によるポンド安が影響しているという。今後は価格設定を見直し、コスト削減を進めていく予定だ。また、戦略についても刷新、事業効率化を図った組織再編を行っていると述べている。
(2017年11月20日現在、1英ポンド=148円で換算)
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