「カナダグース」、日本初出店

by

Olivier Guyot

掲載日
2017/08/30

　昨年上場も果たした「カナダグース（Canada Goose）」が、直営店の販売網を強化する。既に発表されていたロンドンやシカゴに加え、今秋にはボストン、カルガリーに出店。さらに東京にも日本国内1号店をオープンする予定だ。

　日本初の「カナダグース」直営店は東京都内に開設予定で、「現地提携先によって運営され、フロア面積は300平米ほどになる」という。同ブランドの日本国内での展開は、2015年に独占販売契約を締結したサザビーリーグが手掛けている。これまで、公式ECをはじめ阪急メンズやロンハーマンでの期間限定ポップアップストアを展開してきたが、今回が国内初の路面店となる。また、先日8月23日には阪急メンズ東京に初のメンズオンリーストアもオープンした。
 
　第1四半期業績は、店舗とECでの好調な売上により大きな増収を記録したカナダグース。売上高は前年同期1250万カナダドル（約11億円）から2820万カナダドル（約24億7100万円）へと大幅な伸びを見せ、粗利益率も29.7%から46.9%に。一方で、営業利益は赤字で、1500万カナダドル（約13億1500万円）の損失となった。

 
（2017年8月30日現在、1カナダドル＝88円で換算）