「ヴェトモン」、コレクションディレクターを任命　2冊目の写真集も

by

Dominique Muret

掲載日
2016/10/10

　デムナ・ヴァザリア（Demna Gvasalia）率いる「ヴェトモン（Vetements）」が、コレクションディレクターにニナ・ニーチェ（Nina Nitsche）を起用した。また、2冊目となる写真集も発売している。

　ニナ・ニーチェは「マルタン・マルジェラ（Martin Margiela）」（現「メゾン・マルジェラ」）で2012年まで20年以上の経験を積んだ。
 
　現在、「ヴェトモン」を支えるのは、デムナ・ヴァザリアを中心に、デムナの兄でCEOのグラム・ヴァザリア、ロシア人スタイリストのロッタ・ヴォルコヴァ（Lotta Volkova）、フォトグラファーのピエール＝アンジュ・カルロッティ（Pierre-Ange Carlotti）、DJクララ 3000、そしてモデルのポール・ハムリン（Paul Hameline）といった面々だ。

　今年は7月のオートクチュール期間中にショーを行った「ヴェトモン」。プレタポルテコレクションでは席を空けたものの、2冊目となる写真集「Vetements Summercamp」のローンチ記念イベントをパリのTrading Museum Comme des Garçonsで10月3日に開催した。

　17年春夏コレクションに焦点を当てた新しい写真集も前回同様ピエール＝アンジュ・カルロッティが撮影を手掛けた。7,000円でIdea社から出版される。

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　10月4日にドーバー ストリート マーケット（Dover Street Market）ロンドンとNY、銀座の店舗で先行発売されたほか、日本国内では代官山Tサイトなどで手に入る。