2017/04/11
「ディーゼル ブラックゴールド」、メンズ・ウィメンズのランウェイショーを統合
2017/04/11
先月の「エトロ(Etro)」に続き、「ディーゼル ブラックゴールド(Diesel Black Gold)」がメンズ・ウェメンズ混合のランウェイショーを行うことを発表した。「バーバリー(Burberry)」や「グッチ(Gucci)」、「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」、「カルバン・クライン(Calvin Klein)」、「ヴィヴィアン・ウェストウッド(Vivienne Westwood)」、「コーチ(Coach)」、「フィリップ・プレイン(Philipp Plein)」といったメゾンに続く形となる。

アンドレアス・メルボスタッド(Andreas Melbostad)がクリエイティブディレクターを務める「ディーゼル ブラックゴールド」は、6月のミラノ メンズファッションウィーク中に、メンズ・ウィメンズ混合のランウェイショーを披露する予定だ。
親会社OTBグループのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、昨年 FashionNetwork.comに対し、メンズ・ウィメンズ混合ショーに対して前向きな意見を述べていた。「メンズとウィメンズを一つのショーで発表することは可能だと思う。ニューヨークでは、『ディーゼル ブラックゴールド』でメンズとウィメンズを同時に披露している。しかし今のところ、ビジネス的な理由から、メンズ、ウィメンズの2カテゴリを分けている状態だ」と当時はコメントしている。
そして今回、「今日の『ブラックゴールド』は、現在の市場を反映する存在であり、時代に合う一貫した強いメッセージを発信することが重要だ」と同氏。
アンドレアス・メルボスタッドも、「今回の新しい戦略で、我々のクリエイティブなビジョンをより的確に伝えることができるし、全てのコレクションを一度に市場に送り出すことも叶う」と評している。
「単一のジャンルという概念が薄れつつある現代の文化の中で、密接に結びついたメンズ・ウィメンズ2つのコレクションを統合するという動きは、我々にとって自然なことだ」とも話したメルボスタッド。
今後は、「ディーゼル ブラックゴールド」のショーは1月と6月の年2回に統合されることになる。しかし、メンズのプレコレクションは継続する予定だ。
ヨーロッパ、アメリカ、中東のほか、特に中国を中心としたアジアのマーケットにも力を入れていく予定だという。
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