「ヴェトモン」がランウェイ復帰　パリ メンズ期間中にショー開催

by

Dominique Muret

掲載日
2017/12/11

　デムナ・ヴァザリア（Demna Gvasalia）手掛ける「ヴェトモン（Vetements）」が、来年1月に開かれる次回パリ メンズファッションウィーク中にショーを披露する予定だ。

 
　過去にはオートクチュール期間中に2度のショーを開催した「ヴェトモン」だが、先シーズンはランウェイから遠ざかることを発表し、6月のメンズ期間中にパーティーと写真展という形でプレゼンテーションを行った。
 
　「ファッションショーはもはや有効な手段ではなくなっている。今までに様々なところでショーを行ってきた。日程も前倒しにして、メンズ・ウィメンズも同時に発表した。同じことの繰り返しで、疲れてきたんだ。必要な時には何かやるだろう。サプライズのような形でね」と先シーズンには話していたヴァザリア。

　「ヴェトモン」のショーは1月19日に予定されており、メンズ・ウィメンズのコレクションを合同で発表する。一方、こちらもデムナ・ヴァザリアがクリエイティブディレクターを務める「バレンシアガ（Balenciaga）」は、3月のウィメンズ期間中にメンズ・ウィメンズの両コレクションを統合したショーを一度に行うと発表したばかりで、デザイナーにとっては都合の良いスケジュールとなっているようだ。