2019/02/20
「ディーゼル」、「レッドタグ」でゴーシャ・ラブチンスキーの新プロジェクトとコラボ
2019/02/20
「ディーゼル(Diesel)」が、「レッドタグ(Red Tag)」プロジェクトでゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)と協業する。「Red Tag x GR-Uniforma」コレクションは5月9日にヴェネツィアでビエンナーレに先立って発表される予定だ。

「レッドタグ」プロジェクトでは、「ディーゼル」のアーカイブをコラボレーション先のデザイナーが再解釈したアイテムを毎回発売しており、過去には「フッド・バイ・エア(Hood By Air)」のシェーン・オリバー(Shayne Oliver)や「ワイプロジェクト(Y/Project)」のグレン・マーティンス(Glenn Martens)と協業した。
ロシア出身のゴーシャ・ラブチンスキーは2008年に自身のブランドを立ち上げ、コム デ ギャルソン(Comme des Garçons)のバックアップを受けて展開してきたが、昨年4月にはシーズン毎のコレクション発表を取り止める意向を示していた。「従来の形での『ゴーシャ・ラブチンスキー』ブランドは廃止する。その代わり、新しい何かを用意している」と当時の告知では述べられている。その"新しい何か"にあたるのが「GR-Uniforma」というプロジェクトで、写真や映像、フィルム、パフォーマンスや音楽といった異なるジャンルを通じてクリエイティブなアプローチを行っていくようだ。

昨年後半から少しずつ始動した「GR-Uniforma」では、すでにジョージアで撮影したショートフィルムも公開されている。ゴーシャ・ラブチンスキーは、ビジュアルだけでなく音楽も担当。最初のコレクションとそれに伴うプロジェクトは、「Gruppa」と題され、各国のドーバーストリートマーケット(Dover Street Market)で3月16日から発売される。
「ディーゼル」とのコラボレーションもこうしたプロジェクトの一部になると見られ、5月9日には、ヴェネツィアにてアートパフォーマンスという形で披露される。同コレクションはトゥモローロンドン(Tomorrow London)を通じて、高感度なセレクトショップへの卸を中心に販売するという。
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