「シャネル」は5月3日、キューバのハバナで16-17年春夏クルーズコレクションのランウェイショーを開催した。

　ソンブレロや葉巻、クラシックカーといったキューバの文化をふんだんに取り入れたショーは完全招待制で、キューバのアーティストや政治家だけでなく、ヴィン・ディーゼルやティルダ・スウィントン、ジェラルディン・チャップリンといったハリウッドスターも顔を見せた。
 
　会場近くの、現地住民はテラスやバルコニーから招待客が到着する様子を眺めていた。

　「遂にキューバが世界に開かれた。皆が禁断の果実を味わいたがっている」と語るのは、ラウル・カストロ議長の娘で、キューバ国立性教育センター所長のマリエラ・カストロ氏だ。
 
　ショーの最後には、カール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）も姿を見せた。