掲載日
2019/07/02
2019/07/02
「バルマン」新モノグラム、イタリア老舗ブランドのロゴと酷似で見直しへ
掲載日
2019/07/02
2019/07/02
「バルマン(Balmain)」は昨年末に新ロゴとブランド初のモノグラムを発表したが、イタリアの老舗ブランド「ラウラ・ビアジョッティ(Laura Biagiotti)」のロゴとの類似性が指摘され、物議を醸していた。しかし、このたび両者が合意に至ったことが明かされた。

同件はSNSで議論が過熱していたが、ついに両メゾンの間で友好的な合意が取り交わされたという。「『バルマン』の新しいモノグラムの意匠とビアジョッティグループの『LB』ロゴの間に起こり得る干渉」を避けることがねらいだと「ラウラ・ビアジョッティ」側は説明。
「今回の合意をもとに、2020年春夏コレクションから『バルマン』は別のモノグラムを使用する。コレクション発表時に新しいデザインも披露する予定だ」との記述も。「バルマン」がすでにアクセサリーには数点取り入れているモノグラムだが、これを機にデザインが一新されることになる。
創業者ピエール・バルマン(Pierre Balmain)のイニシャル「P」と「B」を重ねたマークを円の中央に配置したモノグラムのデザインは、確かに「L」と「B」を重ねて四角い図形の中に置いた「ラウラ・ビアジョッティ」のロゴと酷似している。有名なインスタグラムアカウント「Diet Prada」でも早くから両者が似ていると指摘されていた。
太い大文字の「B」は、同時に「バーバリー(Burberry)」の新しいモノグラムも連想させる。「バーバリー」の場合は少し丸みを持たせ、大文字の「T」を重ねたデザインだ。
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