2018/11/29
「ボッテガ・ヴェネタ」銀座新旗艦店は12月8日にオープン
2018/11/29
「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」が12月8日、銀座5丁目にアジア最大規模の旗艦店をオープンする。

「日本の顧客は息が長く、重要な存在だ。『ボッテガ ・ヴェネタ』によって日本は主要な市場であり続けている」とクラウス=ディートリッヒ・ラース(Claus-Dietrich Lahrs)CEO。「この旗艦店では幅広い商品を揃え、日本国内だけでなくアジア各国から訪ねてくる顧客に対してユニークな購買体験を提供する」。
旧「ディオール(Dior)」跡地に位置する新店舗は、地下1階から地上5階の6階建てビルで、売り場面積は約800平方メートル。外観は「ボッテガ・ヴェネタ」を象徴する "イントレチャート"を再現し、900枚もの金属パネルが用いられている。内装は60年代の芸術運動「ライト&スペース」にインスパイアされた照明に、ナチュラルな木製のフローリングや鉄平石、イタリア製の大理石といった素材を組み合わせミニマルに仕上げた。
インテリアは「ボッテガ・ヴェネタ」のメゾンコレクションのほか、ジオ・ポンティ(Gio Ponti)のアームチェアなどイタリア家具を揃える。店舗ではウェア、バッグ、シューズ、アイウェアなどメンズ・ウィメンズのフルコレクションを販売。最上階はアポイント専用のスペースとなっている。
イタリア本国はミラノに、そしてアメリカではビバリーヒルズ、ニューヨークにそれぞれ大規模な旗艦店「メゾン」を展開する「ボッテガ・ヴェネタ」。今年6月にクリエイティブディレクターのトーマス・マイヤー(Tomas Maier)が退任し、後任にはダニエル・リー(Daniel Lee)が決まったが、来年2月にミラノで発表する2019年秋冬コレクションからのデビューが予定されており、先シーズンのランウェイはスキップしている。
業績は2015年から2年程停滞を経て持ち直していたものの、親会社ケリング(Kering)が先月発表した2018年7-9月の決算では、8.4%の減収を計上していた。
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