2016/02/15
「マイケル・コース」も 消費者寄りのランウェイに
2016/02/15
「マイケル・コース(Michael Kors)」が「ready-to-wear, ready to go(すぐに着られる“既製服”)」キャンペーンを開始。「バーバリー(Burberry,)」、「トム・フォード(Tom Ford)」、「トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)」といったブランドに続いて、「すぐに買える」コレクションを発表する。ランウェイショーと小売販売がほぼ同時期になる。

このシステムは、何と現行のNYファッションウィーク中にスタートするということで、17日に予定されているショーで披露される16-17年秋冬ウィメンズコレクションのアイテムの一部が、ショーの直後から店頭に並ぶという。
ランウェイで発表されたアイテムは、ECサイトmichaelkors.comとマディソン街の旗艦店で販売される予定で、ショーの2時間後にはショップでの特別イベントも開催。最終消費者にダイレクトなファッション体験を提供する。
その後、「マイケル・コース コレクション(Michael Kors Collection)」の3店舗(NYのマディソン街店およびマナセット店、シカゴ店)で別のイベントが開かれ、今度はコレクションの全アイテムをプレオーダーできる。
SNS上でのキャンペーンも15日からショー当日まで行われる。「消費者の関心はシーズンではなくて、似合うもの、好きなもの、といったところにある。今のワードローブに最新のショーで見たアイテムを少しプラスすることができるというのは、良い考えなんじゃないかと思ったんだ」と創業者兼デザイナーのマイケル・コース(Michael Kors)氏は述べている。
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