掲載日
2018/08/30
2018/08/30
「ユニクロ」、2019年にベトナム進出を計画
掲載日
2018/08/30
2018/08/30
ファーストリテイリングが、2019年秋、ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に「ユニクロ(Uniqlo)」を初出店すると発表した。

「ベトナムへの出店は、ユニクロにとって、素晴らしい一歩といえます。東南アジア地域は、ユニクロブランドの成長の大きな原動力であり、経済的にも活気があり、商売も盛んなこの地域に、このタイミングで出店できることを本当にうれしく思います」と柳井正ファーストリテイリング会長兼社長。
東南アジアを、グレーターチャイナ、韓国に次ぐ「事業の柱」として位置付け、「成長ステージに突入している」と評する同社は、2009年にシンガポールへ「ユニクロ」を初出店しており、現在ではマレーシア、タイ、フィリピン、インドネシアなど5ヵ国に180店舗以上を展開する。 7月に発表した2018年第3四半期決算では、東南アジア・オセアニア地区で「既存店売上高2桁増収が続いている」と報告していた。
ベトナムでは、まずホーチミン市でのプレゼンス拡大とブランド確立に重点を置き、人材育成プログラムの導入も視野に入れる。
設立予定の現地法人Uniqlo Vietnam Co.,Ltd.は三菱商事との合弁会社で、出資比率はファーストリテイリングシンガポールが75%、三菱商事が25%となる。
また、アジアだけでなく欧州での拡大も加速させている「ユニクロ」。先日24日にはスウェーデン・ストックホルムへ初店舗をオープンしたばかりだが、初日には1000人以上が店の外に列を作ったという。
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