2017/09/24
「ユニクロ」、LAに「デニムコンセプトショップ」を新展開
2017/09/24
ファーストリテイリング傘下の「ユニクロ」が、アメリカ・ロサンゼルスにこの秋「デニムコンセプトショップ」をオープンすると発表した。

米国支社のマーケティング主任を務めるマリソル・タマロ(Marisol Tamaro)氏は、「ロサンゼルスから、豊かなインスピレーションを得た」と語った。ブランドは、これまでもLAに深い関りを持ってきた。2017年秋のデニムキャンペーンはLAのスタイルに着想を得たものだという。
新たに展開予定のダウンタウン・ロサンゼルス(DTLA)コンセプトショップは、ユニクロデニムにとって間違いなく特別な意味を持つ店舗となるはずだ。ブランドは、2016年11月にLAに「デニムイノベーションセンター(Denim Innovation Center)」をオープン。同センターはファーストリテイリングにとって、「ユニクロ」および「J ブランド(J Brand)」のデザイン及び製造のハブとなっている。また、同社はパリ、上海、ニューヨークおよび東京にもイノベーションセンターを展開。
タマロ氏によると、今回のコンセプトショップは「デニムが中心の展開だが、その他の服についても取り扱う予定。体験(エクスペリエンス)をテーマにしたショップになる」。ショップでは、「J ブランド」や地元のアーティスト、デザイナーとのコラボ商品も揃える。
詳細については発表されていないものの、同店は今秋オープンを目指しているという。
ユニクロの「デニムコンセプトショップ」は、近年のLAアート地区活性化の流れを汲んでいる。同地区では、「3.1 フィリップリム (3.1 Philip Lim)」が5月にショップをオープン、川久保玲は来年「ドーバーストリートマーケット(Dover Street Market)」をオープンする予定であることを発表している。「デニムコンセプトショップ」は、「ユニクロ」にとってLAで8店舗目、全米で47店舗目のショップとなる。
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